昨日の熱戦を勝ち抜いた優勝、そして暑い体育館に1日いた疲労を考え、今日の練習はクールダウンをしました。
軽めのボール慣れ練習と、子供たちにチームメンバーを考えさせての部内練習試合を4セット。さらには、ポジションをセットごとに変えることとして、ほぼ子供任せの練習にしました。ゲーム練習は子供たちにとって一番面白いでしょうから、気分転換のためには一番かと思います。
それでも勝敗がかかると、いろいろと工夫して点を取る作戦を考えるものです。女子エースが試合中に言った言葉が私にとってはとても印象的でした。
「みんな楽しんでバレーをするんだよ!」
と大きな声で伝えていました。
これはきっと岡山県・大元スポーツ少年団さんが、8月9日に矢口小学校に来てくれて、楽しそうにバレーボールや交流ゲームをする姿を見て、よい経験になったのだと思います。大元さんと試合をしていた時の彼女の表情も、レベルの高い相手に自分の力を試していくことを楽しんでいる様子でした。そして昨日の夏季大会でも、矢口タートルズの試合は、みんな楽しそうに勝負していたと私は感じています。
事情があり、しばらく休んでいた「秘密兵器」くんも、今日から練習参加しました。練習中に彼が思わず言葉にした内容が、この夏休みに休まず練習参加した子たちの成長を証明していました。
「えー!どうしてそんなサーブが打てるようになったの?」
「みんな前とぜんぜんちがうバレーをしている!!!」
大丈夫。君も同じように成長してもらって、東京新聞杯で活躍してもらうから。これでセッターもアタッカーもできる子がまた一人増えました。どこまで厚い選手層のチームなのでしょう。そんな子供たちのいるチームで、大人も子供も最高に楽しんで、東京新聞杯にチャレンジしていきたいですね。