物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

3372025

2011-05-07 14:10:33 | 日記・エッセイ・コラム

この数字は何の意味があるか。大した意味はない。これは実はH大学の学生だった頃の私の学生番号である。

上から33は昭和33年入学であり、つぎの72は理学部7と物理学科2(数学科が1だった)を意味する。下3桁の025は私に固有の学生番号であった。

どうしてこういう数字を思い出したのかはわからない。今朝の夢うつつの状態でこういう数字を思い出したのである。(ジツハ・・・とおどけて書こうかと考えて構想を練ったのだが、いざ書こうとしてどうも世の善人の方々に叱られそうに思われたので、おふざけは止めた)

いつだったか昭和と西暦との換算が面倒だと言ったら、そんなことはないよと直ちに電気工学者のWさんに言われた。なぜなら、昭和の年号から西暦を出すには25を足せばよいし、西暦から昭和にするには25を引けばよいと即座に言われた。このWさんには昭和と西暦の換算は単なる単位の換算だという。

それはそうだろうが、換算しなくてはいけないと思うだけで余計に感じる。

ともかく私は平成になってからは、もう年号で年を覚えることを止めて西暦だけしか使わないようにした。だから平成何年が西暦何年かはまったくわからない。

ともかく、昭和33年は西暦で言うと1958年であることはよくわかっている。なぜなら、私には1958年は大事な年だからである。その前年の1957年10月だかに当時のソビエト連邦の人工衛星が打ち上げられ、その影響をうけて各地の大学の理系の学部の学生定員が増加してそのお陰で大学へは浪人しないで入学できた。もっとも1年のときに病気をして1年生をもう一度したから、なんのことはなかったが。

もっとも私の大学入学した年の入学定員の増加などその後の10年以上にわたる、理工系の学生の増加振りから言えば、まだかわいい小規模なものであった。