(写真は1月30日付両院議長あっせん文書)
PDF文書は↓こちらから
http://www.dpj.or.jp/news/files/bunsho(2).pdf
デモクラシーとは、多数決だけでもなく、話し合いだけでもありません。
多数決で物事が決まらないときは、紳士協定も必要です。
紳士協定を守れなければデモクラシーも成立しません。
自民党・公明党が1月30日の6党合意「両院議長あっせん」を破り、衆院で予算を強行採決したことにより、6党合意は完全に反故(ほご)にされ、国会は徹底抗戦となります。
約束を守れない子が大手を振っている学級は崩壊するでしょう。
紳士協定を破った政党が大手を振っている国会も崩壊するでしょう。
日本のデモクラシーは重大局面を迎えたようです。
衆参両院正副議長のあっせんも水泡に帰した
(時事通信の配信写真)
日銀総裁人事「話し合う状況にない」 民主・小沢代表(朝日新聞) - goo ニュース
民主党の小沢代表は1日、盛岡市内で記者会見し、政府が4日にも提示する日銀総裁人事への対応について「(徹底審議するという)議長あっせんの趣旨に反して(予算案と税制改正関連法案の衆院採決を)無理やり強行した。与野党の信頼関係は完全に失われた。冷静に話し合う状況にはない」と述べた。(後略)
「武藤さんが、ごく当たり前だ」 日銀総裁人事で伊吹氏(朝日新聞) - goo ニュース
自民党の伊吹文明幹事長は1日、神戸市で講演し、福井俊彦日本銀行総裁の後任人事について「民主党は自民党がこんなこと(08年度予算案などの衆院採決)をやったから、名前の挙がっている武藤(敏郎副総裁)さんを承認しないなどと言っている。しかし、通貨当局や経済団体などが武藤さんを推しており、人物、能力、見識が昨日と今日で変わったわけではない。だから、武藤さんを(日銀総裁に)就かせてあげることがごく当たり前だ」と述べた。
武藤副総裁の総裁昇格が軸となっている政府案に民主党が反発を強める中で、伊吹氏は政府・与党として人事案を変更すべきでないとの考えを示した。