【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

岡田克也外相会見について、他のジャーナリストのブログで紹介してもらいました

2009年10月01日 10時01分37秒 | 宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki

 9月29日の岡田外相記者会見での私の質疑について、JANJAN(日本インターネット新聞社)記者で、フリージャーナリストの田中龍作さんが「田中龍作ジャーナル」で「記者会見開放の効果、フリー記者がスクープ」という記事にしてくれています。JanJanの方にも「記者会見開放の効果 フリー記者がスクープ」ということで、載っています。田中さんは記事を「宮崎氏のようにレベルの高い質問ができるように研鑽を積みたい」と締めくくっていて、なんともこそばゆい限りですが、ありがたいことです。

 田中さんは「記者クラブ談合」の一角がついに崩れた」という全体を俯瞰した記事も書いています。

 田中龍作さんは、外務省の1階でボディーチェックを受けた後、報道課員がグループごと記者会見室まで誘導する際にお会いしました。記者会見後に名刺交換をしていたので、翌日、電話取材にお答えしたところ、あっという間に記事にしてくれました。

 田中さんは「世界の紛争地域を名もなき人々の視点から取材。国内問題では派遣労働をはじめとする貧困を追及、告発しているフリージャーナリスト」とのこと。私はここ2年間、国会・選挙と国内政治に限定して取材してきましたから、こういう様々な書き手、表現者、カメラマンが「外務省記者会見室」に集まることで面白い“化学反応”が出てくると思います。

 ところで、非クラブ員ということで、少し傍観者的な視点も持ちながらやりとりを聞いていると、外務省記者会(霞クラブ)配属のスター記者たちが「密約」に関するスクープを狙っている雰囲気が伝わってきます。あと2ヶ月余り、日曜付辺りの紙面が騒がしくなりそう。

 外務省の岡田克也、武正公一、福山哲郎正副大臣の記者会見ですが、毎回というわけにはいきませんが、折にふれて出席したいと思います。福山副大臣には排出量取引に関して聞きたいので、近いうちに参加したいと思います。岡田さんは、記者会見で、将来的には登録証のようなものを発行したい意向を明言しましたので、期待しています。

 さて、おとといの外務省記者会見室に続き、昨日は最高裁大法廷の一般傍聴席に行きました。そこで、感じるのは、国会も金属探知器を導入すれば、傍聴券、参観券発行の手続きが簡素化できるのではないでしょうか。衆参事務局員の雇用の関係があるのでしょうか? ぜひ議運で善処していただきたいと思います。