【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

青い目の国会議員ツルネンマルテイさん、藤谷光信さん、加賀谷健さんら民主党前参議院議員に旭日中綬章

2013年11月03日 05時00分00秒 | 人物

 政府は2013年11月3日付で平成25年秋の叙勲を発表しました。

 民主党員では、

 青い目の国会議員・ツルネンマルテイ・元参議院災害対策特別委員長(全国比例=神奈川県連) 73歳、

 
[写真]ツルネンマルテイ前民主党参議院議員、本人公式ホームページから。

 浄土真宗住職で幼稚園長の藤谷光信(ふじたに・こうしん)元参議院社会保障と税の一体改革特別委員会理事(全国比例=山口県連)76歳、


[写真]藤谷光信・前民主党参議院議員、2012年7月19日、参議院インターネット審議中継からキャプチャ、当ブログ内エントリー内から。

 電力総連組織内の加賀谷健(かがや・けん)元総務大臣政務官(千葉選挙区)70歳、


[写真]加賀谷健・総務大臣政務官(左端)、首相官邸ホームページ=当ブログ内エントリーから。

 の3人が、旭日中綬章を受ける晴れた日を迎えました。

 ツルネンさんは湯河原町議を経て、苦労しながら国会議員に。3・11のときの参議院災害対策特別委員長でしたが、早口言葉が得意な同僚に委員長を譲る、という日本生まれの人にはなかなかできない危機管理上の重大決断をし、日本を守りました。

 藤谷さんは浄土真宗組織内では数十年ぶりの国会議員として、山口2区補選圧勝の選対本部長や、総理(我が党代表)が政治生命をかけた社会保障と税の一体改革委員会理事として8法を仕上げました。

 加賀谷健さんは消費税政局に名を借りた小沢グループによる政務三役放り出しをうけて、地方議員経験をいかした即戦力として総務大臣政務官として、野田総理を支え、現在の千葉・民主党王国の陰の支え手となりました。

 ベテラン政治家が政権与党に必要かを身をもって示した3人は、けっして長い在職年数ではありませんが、さる8月に参議院を去っています。なお、ツルネンさんは第23回参院選比例の名簿に名前が残ります。

 第45期衆議院で政権をともに担い続けた(旧)国民新党からは、総選挙時に幹事長として選挙対策にあたった亀井久興・元国務大臣73歳が、旭日大綬章を受章することが決まりました。

[写真]亀井久興・旧国民新党元幹事長=当ブログ内エントリーから。

 心より、お喜びを申し上げます。

 また、政治改革を実現する若手議員の会のメンバーだった戸塚進也元衆議院議員73歳に旭日重光章が決まっていますので、あわせてお知らせします。