[写真]星野監督の胴上げの写真は、東北楽天ゴールデンイーグルス公式ホームページから。
東北楽天ゴールデンイーグルスが2013年11月3日、プロ野球日本一になりました。本拠地、日本製紙クリネックススタジアム宮城(宮城県仙台市宮城野区)で、球団創設からわずか9年目、東日本大震災から3年目に達成しました
心よりお喜び申し上げます。
2500名の行方知らずの方々も、太平洋で喜んでおられるでしょう。
岡田克也さんは2005年9月12日の民主党代表辞任と入れ替わりに楽天監督になった野村克也さんを「克也」つながりもあり、応援してきました。実際には、毎年4月の戦いを見て、連休明けに今年の応援球団を発表していたのですが、毎年楽天でした。ただ、与党になり、内閣に入り、党幹事長として震災国会の指揮を執る中で、発表が遅れたり、発表がない年もあり、心の余裕を失っていた時期もありました。しかし、一貫して応援してきた8年間。とくに「田中のマー君」と圧倒的に実力のある者を評価する姿勢。新規参入を評価する姿勢がこういうことになったんだろうと考えます。それと、岡田さんは、ちょうどこの8年間というのは、タバコをやめて、禁煙し続けているんですね。そういった様々な人生が岡田という男の周りで動いていくことに面白さを感じます。
私も、日経新聞横浜支局に転勤した1998年9月に横浜ベイスターズが優勝。それが、半世紀で1回だけの優勝ということで、プロ野球との不思議な運命というものを、たまに感じることもあります。
東海地方選出でありながら、弟が働き、父が戦後初めてチラシを出した中日新聞社経営の中日ドラゴンズにはリーグの違いもあり、特段のスタンスを見せていませんでした。なお、「巨人もけっして嫌いではありません」と強調し、参院選後、地元活動を強化している衆議院議員らしさをみせました。
今でも、3・11の漁協組合長さんにはいまだに「岡田幹事長」と呼ばれる岡田さんですが、「田中のマー君」と突出した人を評価する姿勢が、民主党代表辞任から8年間応援し続けたイーグルスがこれだけ、スポーツの力を見せることになるとは驚きです。
なお、小沢一郎・衆議院議員の事務所は6日、当ブログの取材に応じて、「特段、コメントなどは発表していない」としました。その理由について「(マスコミなどから)求められていないから」と答えました。
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスが日本一になりました。おめでとうございますと申し上げたいと思います。
私は、野村さんが監督に就任して以来のファンなので、かれこれ8年間、楽天を応援してきたということになります。
いままでの楽天は、どこか粘りがないというか、ずるずると負けてしまうケースが多かったのですが、今年は驚異の粘り腰で、打線もいいときに逆転するといった場面が非常に多かったと思います。
そして、何と言ってもやはり田中投手、マー君は、おそらく20年、30年に1回の1年間だったのではないかと思います。つまり、戦後に今年のマー君ほどの神がかり的な活躍をした投手というのは、いたとしても1人か2人ぐらいではないかと思います。
日本シリーズの最後も1回投げました。私は、投手の起用方法としてどうなのかなと、クライマックスシリーズのときから見ていましたが、本人が「どうしてもやりたい」と言ったと聞いて、納得しました。
まさしく神がかり的な活躍。これで大リーグに行ってしまうのか。大リーグで活躍してもらいたいという気持ちも一方でありますが、他方で楽天のためにもう少しいてほしいという気もします。
三重県の大学(三重中京大)出身の則本投手も、新人ながら本当に頑張ったと思います。
素晴らしい楽天のこの1年だったのではないかと思います。東北の皆さんにも勇気を与えました。是非、来年も頑張って楽しませていただきたいと思います。
巨人も私は決して嫌いではありません。来年こそまた頑張ってもらいたいという思いで、星野監督の顔、原監督の顔を見ていました。