フジテレビ・産経新聞調査の次の投票先調査で、先週末調査分で、次の選挙の投票先で「まだ決めていない」という人が急増して「46・2%」になりました。
衆議院解散直後に「まだ決めていない」が急増する現象は以前からあり、2年前の近いうち解散直後の調査でも、「まだ決めていない」は43・4%でした。このときの投票先は野党「自民党」が23・2%対与党「民主党」が11・2%でした。
2年経って、与党「自民党」31・0%対野党「民主党」が9・2%となっており、自民党の人気は増えています。手元の計算では、自民党の相対得票率は過去最高になる57%となる一方、民主党の相対得票率は17%にとどまります。ただ、このトレンド調査(同じ質問を毎週する調査)のため、首都圏500人。東京都、神奈川県、埼玉県が候補者調整できていない状況での調査でした(東京都は昨日に候補者調整完了)。
基本的には、二大政党対決型となりそうです。
民主党の立候補者は首都圏問わず全国で160選挙区となりますので、比例代表での民主党掘り起こしも大事になりそうです。そのためには、野党統一候補の小選挙区での一定の票掘り起こしも必要です。
ハッキリ言って、政権選択選挙とはなりえません。残念ながら。二段階政権交代の一段階目です。
ていねいに、民主党のコアな支持者、できれば友人知人へお声がけをしてくれる民主党サポーターをつくっていく選挙となりそうです。もはや、勝とうが負けようが選挙後に御礼参り(お礼回り)をできないほどたくさんの人と握手する選挙ではないということになると考えます。
争点もない選挙だし、注目選挙区もない選挙です。