【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

亡国の安倍訪米を粉砕しよう! さもなくば「岡田3原則」を丸飲みすべきだ

2015年03月28日 12時26分25秒 | 第189回通常国会2015年安保国会

 安倍晋三首相(自民党総裁)は平成27年2015年4月29日(水)、米国ワシントンのキャピトルヒルの連邦議会の上下両院合同会議で、スピーチすることが、ベイナー下院議長から発表されました。この中で、集団的自衛権行使のための安保法制の整備や、日米防衛協力のための指針いわゆるガイドラインへの反映について語ると考えられます。

 戦後70年の節目に、日本は歴史的に帰れない道、The point of no return を迎えることになります。

 しかし、すでに増産体制フル稼働になっている、潜水艦をはじめとした、軍事産業で働いたり、自衛官給料で家庭を養う人が増えており、批判は一定程度にとどまる可能性があります。

 安倍訪米を粉砕しましょう。

 仮に粉砕できなければ、民主党代表の岡田克也さんが平成27年2015年3月27日(金)で示した、連邦議会上下両院合同会議のスピーチについて、3点のポイントを示した発言(いわゆる岡田3原則)を丸飲みして、スピーチ原稿に反映すべきです。

 (1)限定された集団的自衛権の行使であることを説明すること。

 (2)国会で法律が成立していないということを踏まえて国内で議論の必要があることを説明すること。

 (3)日本の最大野党、民主党が慎重な見方を示していると語ること。

 この3点を岡田3原則として示しました。

 この3点が、スピーチ草稿に盛り込まれないならば、羽田空港を封鎖して、安倍訪米を粉砕するか、さもなければ安倍帰国を粉砕するのは、当然の理です。 


女性候補を公募 衆参・地方議員 二大政党で初めて指針策定の民主党ならチャンスだ、どんどん応募しよう!

2015年03月28日 12時02分18秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]女性が輝く岡田民主党、左は岡田克也・現代表、右は蓮舫大臣(当時、現代表代行)、2011年12月14日、衆議院の第1か第2かどっちかの議員会館で、筆者(宮崎信行)撮影。

 民主党の岡田克也代表は平成27年2015年3月27日(金)の定例記者会見の冒頭で、女性の衆議院・参議院・県議会・市議会の候補者を公募する、と発表しました。

 募集期間は同日から5月29日(金)まで。

 選考は締め切りから1カ月程度を目安とし、全員に結果を通知しますが、応募資料は返却されません。

 岡田代表は「民主党は1999年から7回全国本部による公募をしたが、95名が出馬し58名が当選しており、公募候補は当選率が高い」とし、現職の、衆議院の11名(全72名)と参議院4名(全58名)の議員が公募候補だとしました。

 「通常のルートで女性が候補者になることはまだまだ少ない」として女性だけ公募し、第2弾は「被災3県で活動している人などを対象にしたいと検討している」と語りました。

 

[写真]記者会見で入手した報道資料の一部、筆者(宮崎信行)撮影。

 配布された上の資料によると、応募書類は、(1)経歴書(民主党ウェブサイトからダウンロードした所定の書式に、捺印し、半年以内に撮影した顔写真を添付)、(2)小論文として、2000字以内で、A4判(直筆、ワープロとも可)で、3点(今の政治に対する想い、どのような10年後の社会をつくりたいか、なぜ民主党を選び、民主党をどう変えていくべきと考えるか)を網羅したもの。(3)プロフィール・得意分野・どんなことをやりたいかの3点を、自身でPRした90秒以内の動画データ(USBメモリ、CD、DVDなどを提出するか、動画を載せた自身のSNSのURLを記載する)ーーの3点を送付します。

 詳しいことを知りたい方は、このアドレスをどんどんクリックしてください。 公募専用ダイヤルは、03-3595-9059、平日の午前9時から午後6時まで。

 チャンスですよ~~

 民主党は「セクシュアル・ハラスメント(婚姻・妊娠・出産に係る言動を含む)」を含むハラスメント防止指針を党議で正式に決定。ハラスメント指針の策定は二大政党で初めて。党員で違反があった場合は処罰もあります。今、運用に向けて、党本部や、郡和子衆議院議員がまとめています。

 民主党は自民党と違って、同期の女性が仲が良い傾向があります。たとえば、昨年の衆議院解散の瞬間も、女性の参議院議員2名が連れだって、参議院議員傍聴席から衆議院本会議場を見ていたようです。解散直後の大渋滞のなか、参議院議員会館に帰っていきましたが、こういうとき議員さんは平然さを装うのですが、さすがに騒然としているねえと、2人で会話しながら帰って行ったようで、民主党の女性らしさがみえました。まあ、人間の集団ですから、仲悪い人もいるでしょうが、民主党は女性が働きやすいでしょう。

 地方議員希望者は都道府県連に紹介されます。民主党の場合は、まだ県連の組織が弱いところがあるので、若干県連により女性の活躍度は濃淡があり、「新潟県連を見習おう」という機運がありますが、現時点ではまだ弱い組織もありますが、2段ロケットから3段ロケットを発射する立役者になるチャンスです。

 財政的な支援では、ウォーター・アンド・シード基金があるので、女性は場合によっては供託金を用意できなくても立候補できます。当選してほしいですが、仮に成績が悪くても供託金分の支援は党に返さなくてよいしくみが、女性にだけ用意されています。

 それと、岡田克也さんは財政的には支援してくれませんが、ある程度活動が進展して、自前の政治資金パーティーをひらけるようになれば、パーティー券を岡田事務所に持っていくと買ってくれるかもしれません。自助努力ということですが、それは当選して、再選をめざすくらいのところまで、自身の後援会の基盤を整えてからの話です。

 輝く女性も、これから輝く女性も、輝かなくていいけど地域に貢献したい女性も、チャンスですよ~~。どんどん応募しましょう!