[写真]北澤俊美さん、平成20年2008年、長野市内、筆者(宮崎信行)撮影。
おめでとうございます。
政権交代ある二大政党政治を、参議院から支え、実現した、北澤俊美(北沢俊美)参議院議員が、母校である、長野県立屋代(やしろ)高校同窓会の名誉会員となったことが分かりました。
同校同窓会機関誌「鳩」が報じました。
元学校法人日本大学総長(平成8年1996年から平成17年2005年まで)であり、陛下に執刀した天野医師を育てた医学博士、瀬在幸安さんも選ばれました。
会則第8条は「通常会員の中で、わが国を代表して国際的にも活躍する者および本会の発展に著しい功績があった者を名誉会員として推挙することができる」として、2名が初めて名誉会員となりました。
北澤さんの名誉会員推挙理由は「わが国の国防と平和に貢献され、東日本大震災の救助活動では、自衛隊史上最大の10万人動員を指示し、未曽有の災害の指揮をとった」としました。当選4回在職23年で、現在は民主党副代表として羽田孜先生の弟弟子で新生党では先輩にあたる、衆議院議員・岡田克也代表(ネクスト総理)を全身全霊をもって支えています。
瀬在元日大総長は1回生、北澤さんは8回生。北澤さんの在校中の学校名は「屋代東高校」で、その後、単独のまま名称のみ「屋代高校」に改称しました。
なお、私の父(健在)は、5回生です。
「風よ静かにかの岸へ」
風よ静かに彼の岸へ
こひしき人を吹き送れ
海を越え行く旅人の
群にぞ君はまじりたる
八重の汐路をかき分けて
行くは僅に舟一葉
底白波の上ならば
君安かれと祈るかな
海とはいへどもひねもすは
皐月の野辺と眺め見よ
波とはいへど夜もすがら
緑の草と思ひ寝よ
もし海怒り狂ひなば
われ是岸に仆れ伏し
いといと深き歎息に
其嵐をぞなだむべき
楽しき初憶ふ毎
哀しき終堪へがたし
ふたゝびみたびめぐり逢ふ
天つ恵みはありやなしや
あゝ緑葉の嘆をぞ
今は海にも思ひ知る
破れて胸は紅き血の
流るゝがごと滴るがごと
ーー 藤村(島崎藤村)「落梅集」より。
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