霞が関経済官庁課長補佐の広告塔ともやゆされる、日経新聞は、来年2020年(新元号)中に提出される見通しの、
「2020年年金改正法案」について、「75歳まで繰り下げての支給の選択制」を盛り込む方針だとけさの1面トップで、報じました。
「通常国会の召集の前の週」の観測気球ですが、1年前の「通常国会の召集の前の週」には、「70歳選択制」を打ち上げていました。いずれにせよ、2020年に提出される年金改正法案で同じ法案ですが、1年前の「70歳選択制」について、さほど世論が反発しなかったから「75歳選択制」も追加したということだと考えます。
これが、きょねん2018年1月17日付の日経新聞1面トップ。
で、上から1年経った、きょう2019年1月26日付の日経新聞1面トップ。
いずれせよ、60歳に繰り上げる選択をする人はたくさんいても、75歳まで繰り下げる選択をする人は希少であることは間違いありません。また、減額、増額の計算は、平均余命を考えて私が1年前の計算したところ、厚労省の計算式は、きわめて妥当なものです。
「2020年にも提出」という日程間は、民間企業の定年を65歳に引き上げる法案の方を先に出すプログラム(手順)を検討しているからと思われます。
当ブログのほぼ1年前の記事は、こちらです。
まあ、1年前の日経記事を基にした、当ブログ記事はアクセス数が多いのですが、厚労省に電話して抗議した人はほとんどいなかった、ということでしょう。
このエントリーの本文記事は以上です。
[お知らせはじめ]
宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV) 参議院インターネット審議中継 国会会議録検索システム(国立国会図書館) 衆議院議案(衆議院事務局) 今国会情報(参議院事務局) 各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク) 政党インターネット資料収集保存事業 「WARP」(国立国会図書館) 予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト) インターネット版官報
[お知らせおわり]
tags
(C)2019年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki 2019