[写真]小沢一郎さん、きょう2019年2月21日、東京都港区、宮崎信行撮影。
小沢一郎さんに質問してみました。
きょう(平成31年2019年2月21日木曜日)、午後2時から、東京都港区紀尾井町の「ホテルニューオータニ」で、玉木雄一郎・国民民主党代表、小沢一郎・自由党共同代表、アントニオ猪木参議院議員が記者会見をしました。
猪木さんは「国民民主党・新緑風会」に入会することを発表しました。
猪木さんは6年前の選挙で、「維新」で当選し、国政復帰。個人名での得票は35万6605票で、全体で8位。「維新」では断然トップでの当選となりました。小沢一郎さんが党首をつとめていた「生活の党」は、山岡賢次さん、三宅雪子さんらを擁立しましたが、議席はとれず。比例代表の青木愛さんは非改選ですので、7月の選挙では比例の現職はいないことになります。
そこで、小沢さんは抜群の知名度の猪木さんに、自由党公認での出馬を呼びかけましたが、猪木さんは「一寸先はハプニング」とけむに巻き、態度表明を保留すると、明示しました。
とはいえ、小沢自由党は、玉木さんの国民民主党との合流を視野に入れています。この場合、国民民主党の労働組合出身の現職よりも、猪木さんの前回35万票は最上位に来ますので、合併の場合の公認は総務会で異論が出るかも。猪木さんの態度はこの辺の計算だと考えられます。猪木さんは、訪朝での小沢さんの同行を求めました。玉木代表はきょうの記者会見では、訪朝については、態度を示しませんでした。
[映像]宮崎信行の質問にこたえる、小沢一郎さん、2019年2月21日、宮崎信行撮影。
1993年の新生党学生塾(部)結成よりちょっと前(改革フォーラム21)からの元祖小沢チルドレンの宮崎信行。このブログを始めた2007年7月から2009年5月までは政権交代ある二大政党政治で、安倍・福田・麻生自民党内閣から、小沢一郎・民主党内閣で政治を国民の手に取り戻す」と訴えてきました。但し、私は新進党を維持すべきだったとの強行な考え方で、岡田克也・民主党副代表が、2009年5月に民主党代表選立候補をしてからは、もともとそうだったのですが、ブログ上でも、岡田系であることを初めて明言。その後の、「国民の生活が第一」政局で対立しました。
私には不思議なのですが、日本が転落を始めた1997年の時点で、例えば28歳ぐらいだった人が、「新進党」というものを知らない。現代史というよりもリアルタイムを知らない。ということで、バブル期の自民党幹事長の小沢さんに過度に期待しすぎる「小沢信者」から激しく攻撃されました。その後、側近の元衆議院議員から「お前はもったいない」とちょっとよくわからない理論で激しい罵声を浴びたり、それとは別の側近元議員から「その節はお世話になりました」と嫌味を言われたり、小沢さんに媒酌人をしてもらった経営者が経営する飲食店から出入り禁止になりました。ちなみに、小沢系の飲食店については、最近「出入り禁止になっているのにメールマガジンが届くので、確認してください」とのメールを送ったところ、メルマガは引き続き届くので、出入り禁止ではないのかもしれません。
そういったなかで、きょうは小沢さんは真摯に答えてくれました。私には選挙がありませんが、そうはいっても、持続可能で、岡田克也先生とともに平成政治の荒波を乗り越えてきた私だから、こうやって平成最大の政治家である小沢先生からも話を聞けたということになります。いずれにせよ、私が国益だけをみすえているから、こうなるのでしょう。ただし、党を大きくするのはいいのですが、党を割ろうとしたら、小沢さんに雷が下るでしょう。
[写真]左から玉木雄一郎さん、アントニオ猪木さん、小沢一郎さん、2019年2月21日、宮崎信行撮影。
[写真]小沢一郎さんに質問した、宮崎信行、ホテルニューオータニ、2019年2月21日。
(前略)
アントニオ猪木氏が小沢・玉木氏らと会見 国民会派入り報道(2019年2月21日)
[The Page さんの記事から、抜粋引用させていただきます、はじめ]
自由党の比例候補擁立作業の現状は?
宮崎:フリーランスの宮崎信行と申します。小沢代表にお伺いしたいんですが、自由党は今度の参議院選挙に関して、現職が改選は迎えないかと思いますけれども、その辺で比例の候補者の擁立に関して、すいません、統一名簿っていう話はありますけど、ちょっと今日、今は統一名簿の話ではなくて、自由党としての比例の候補者擁立作業について、どのような状況なんでしょうか。
小沢:私は、党派どうのこうのっちゅうんじゃなくて、今、猪木先生のお考えもお話しなされましたけども、ぜひ引き続いて参議院議員として国政に参加し、そして本当に大事な問題の解決にお力添えいただけるようになったらいいなと、そう思っているところであります。
司会:じゃあもう1回どうぞ。
宮崎:ではあらためて確認ですが、まだ半年ありますけれども、自由党公認という形で猪木先生に比例に出てほしいということですね。
小沢:これからの進路を決めるのはご本人自身の判断ですけれども、どういう形であれ、私としては今言ったように、国政に引き続いて参加していただいて大きな、大事な問題に尽力していただけるということを、僕は希望しております。
(後略)
[The Page さんの記事の、抜粋引用おわり]
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