[写真]総務省自治行政局選挙部の前の秋の歩道、きょねん2019年11月15日、宮崎信行撮影。
2020年の秋の統一補欠選挙が行われる公算が高まりました。
仮に以下の条件が満たされた場合は、広島選挙区は改選定数2ですが、定数1の補欠選挙が、2020年10月8日(木)告示25日(日)投票で行われることになります。
第25回参院選で広島選挙区(改選定数2)で初当選した河井案里・自民党参議院議員の選対につめていた政策秘書らが起訴されました。連座制の適用により現職議員が失職するかもしれない、百日裁判となることになりました。広島地方検察庁の捜査では検事総長のお墨付きを得ているとの観測もあり、過去の百日裁判の結果からしても、河井議員にとっては極めて厳しい裁判になりそうです。
広島2人区では、国民民主党に属する森本真治さんがトップ当選しました。補欠選挙で当選した人は、森本さんと同じく2025年7月まで参議院議員となります。森本さんは若いので、野党側の候補者は年配になるかもしれません。
一方、広島県の自民党は岸田文雄・政調会長が宏池会の会長をしており、自民党内での勢力図が反映されるかもしれません。
百日裁判の対象には、河井克行衆議院議員(広島3区)も秘書も含まれていることから、河井衆議院議員の立場も窮まることもあるかも。過去の例だと、百日裁判で敗訴し失職した場合は、その後の政治生命は風前の灯となることが、ほとんどです。もちろん、広島地検が本気なのは分かりますが、広島地裁も裁判官としての良心のみしたがってのぞんでいただきたい。断定的には言いたくありませんが、自民党には逆風になるでしょう。秋には再度の補正予算案の必要性が高まることも濃厚で、臨時国会の日程などにも影響を与えそうです。
以上です。
2020年の秋の統一補欠選挙が行われる公算が高まりました。
仮に以下の条件が満たされた場合は、広島選挙区は改選定数2ですが、定数1の補欠選挙が、2020年10月8日(木)告示25日(日)投票で行われることになります。
第25回参院選で広島選挙区(改選定数2)で初当選した河井案里・自民党参議院議員の選対につめていた政策秘書らが起訴されました。連座制の適用により現職議員が失職するかもしれない、百日裁判となることになりました。広島地方検察庁の捜査では検事総長のお墨付きを得ているとの観測もあり、過去の百日裁判の結果からしても、河井議員にとっては極めて厳しい裁判になりそうです。
広島2人区では、国民民主党に属する森本真治さんがトップ当選しました。補欠選挙で当選した人は、森本さんと同じく2025年7月まで参議院議員となります。森本さんは若いので、野党側の候補者は年配になるかもしれません。
一方、広島県の自民党は岸田文雄・政調会長が宏池会の会長をしており、自民党内での勢力図が反映されるかもしれません。
百日裁判の対象には、河井克行衆議院議員(広島3区)も秘書も含まれていることから、河井衆議院議員の立場も窮まることもあるかも。過去の例だと、百日裁判で敗訴し失職した場合は、その後の政治生命は風前の灯となることが、ほとんどです。もちろん、広島地検が本気なのは分かりますが、広島地裁も裁判官としての良心のみしたがってのぞんでいただきたい。断定的には言いたくありませんが、自民党には逆風になるでしょう。秋には再度の補正予算案の必要性が高まることも濃厚で、臨時国会の日程などにも影響を与えそうです。
以上です。