[写真]立憲民主党の岡田克也幹事長、きょう2023年11月7日、宮崎信行撮影。
立憲民主党本部全体の政治資金パーティーが、来年2024年5月に開催されるはこびとなりました。
内閣支持率が下落し、立憲民主党の支持率が維新0・1ポイント差以上となったことで、解散が来年以降となる観測もふまえて、岡田克也幹事長の提案をきょう7日の常任幹事会で受け入れました。
内閣支持率が下落し、立憲民主党の支持率が維新0・1ポイント差以上となったことで、解散が来年以降となる観測もふまえて、岡田克也幹事長の提案をきょう7日の常任幹事会で受け入れました。
自民党は派閥ごとに開いています。旧・国民民主党、新・国民民主党は2000人規模の党本部主導のパーティーを開きました。
最大野党の本部主催のパーティーは「ホテルニューオータニ」(東京・紀尾井町)で2008年7月16日に開いた「民主党パーティー2008 政権交代 すべては国民のために。国民の生活が第一。10th民主党10周年 いま、決着のとき」(当ニュースサイト内記事)以来16年ぶりとなります。
このときは、2000人の会場に、5000人近くがつめかけ、入りきれずに通路で乾杯する人が続出。「政権交代近し」の情報を集めようと在日本大使館の外交官も数十人以上かけつけました。自民党派閥では、パーティー券を買って会場に来ないのが流儀とされますが、民主党パーティーでは、買っただけで参加しなかった労働組合系団体が「選挙をやる気があるのか」と上部団体が質問。また、菅直人グループが会場にいる公認内定者に声をかけ会合を開いたところ、参加者同士が結婚するなど「浮かれ過ぎた政権交代選挙」の前兆をいくつも見せました。
旧・国民民主党のパーティーでは2000名前後が会場に来ながら女性が140名しかいないなどの党の体質が見え隠れする場です。
2008年のパーティは「しんぶん赤旗」で大々的に批判されました。おそらく1枚2万円という高額になると考えられます。自公を支持しながら政権に不満を持つ建設会社・医療法人などを、総支部が切り崩しをはかる効果も期待されそうです。
旧りっけんの支持者には、2020年春に東京・高田馬場で開いた「りっけんフェス」を再開してほしいとの声もあります。
第50回衆院選(2025年10月より前)は来年以降になることが予想されています。
以上です。