South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


「青空文庫」の富田倫生さん

「青空文庫」の富田倫生さんにお会いしてお話が聞けた。
著作権の切れた書物をボランティアの協力を得てデータベース化していくご苦労の一端を聞かせていただき、心打たれた。青空文庫の考え方については「本という財産とどう向き合うか」のなかに触れられている。
著作権や広い意味で「所有」というのはしっかりと向き合って取り組んでいかねばならない問題だ。

aozora blog:http://www.siesta.co.jp/aozora/
青空文庫:http://www.aozora.gr.jp/
著作権の70年への延期に反対する:http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyou2005.html#000144
本という財産とどう向き合うかhttp://www.aozora.gr.jp/KOSAKU/MESSAGE.html

わたしも、著作権の70年への延長に反対します。著作権を個人資産とした抱え込むのではなく、共通の財産として守り育てていくことが大切だと思います。

2006-05-13 23:59:38 | Weblog | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


京都西京区「四季の夢」

京都で研究会があって行って来た。夕食は、京都西京区「四季の夢」のお任せ。研究会の流れで行った。食事は、残念ながらいまいち。
食事のときにお話させていただいた富田さんについては、別項を立てる。

2006-05-13 23:58:29 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『Stealing Home(君がいた夏)』

DVD『Stealing Home(君がいた夏)』(Mark Harmon & Jodie Foster)

まずクレームを。タイトルも、また、アマゾンの梗概もいけませんね。ポイントがずんとずれてしまう。タイトルの原題は野球の「ホーム・スチール」(日本語英語のそれ)。映画のなかででてくる、主人公のビリーの高校生のときの試合のそれと大人になっての最後のシーンでのそれである。これが映画のキーである。同時に、このホームは、青春時代の思い出や家庭、記憶といった貴重な「基盤」をも意味している。したがって、邦題の「君がいた夏」というのは、そのシーンの一部しか切り取っていいないことになる。
このDVDは私のジェネレーション・ムービーかと、紹介されたのだが、数年ずれていたかも。BGMに流れる音楽も、またシーンに登場する車も懐かしく思い出した。しかし、たぶんこの世代はおそらく、日本で言えば太陽族最末期と言う感じではないのか。太陽族は昭和30年代だから、その後ちょっと遅れて40年代に20歳代だった連中は、きっとしびれる。だから、ジェネレーションギャップがあるかも。もちろん日本とアメリカは違うけれどね。
高校生の夏、クラブの先輩たちと琵琶湖畔のキャンプに出かけたと思ってほしい。琵琶湖に古タイヤを浮かべてスイカをかじって腹を冷やして寝ている間に先輩たちは近くの別荘の女の子のところにしけこんで、夜中過ぎまで帰ってこなかった。女の子たちとは、日中、遊んでいたのにね。今から思えば、そうか、やられた、そう言うことなのだけれど、そのときは、まったくジリジリした気持ちもなく、一緒に残った同級の二人の友人たちと雑談に興じていた。高校二年のころだった。映画を見ていて思い出した。
賢げなクールなジョディ・フォスターが奔放な青春時代と挫折(自殺)するケイティを演ずる。回想シーンに出てくるし、メインキャストではないのだけれど、輝く感じ。主人公のビリーことマーク・ハーモンは、一方で青春に挫折したが死んだケイティの遺言によって家に呼び戻され、再び、家族や親友とリユニオンするだめな男を演ずる。ちょっと感傷に過ぎる映画だけれど。正直に言おう。二つのホームスチールのシーンとケイティの遺灰を桟橋に撒くシーンは、ジーンと涙がにじんだ。

君がいた夏

ワーナー・ホーム・ビデオ

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2006-05-13 01:21:26 | 映画/TV/DVD | コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )