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「しまった」はしまってないから

2015年01月23日 | 雑記帳
 何度も書いているが、整理整頓の才能がない。それゆえ整理術などの雑誌を読んだりするが適用できるのはわずか。PCの「ゴミ箱」的な扱いをする引きだしを決める、期限のある書類やぱっと出したい文書などピン留めしておいて見える位置に置く…この二つぐらいか。それらにしたって、量が増えると不完全だ。


 冬休み中だった。期限はまだだが提出を求められている大事な書類(重要度中程度)があった。今日の仕事にするかと思って、その書類を探したが見つからない。さあ、どうする。該当するファイルに綴じられていない、雑然としている机の書類束のなかにも見当たらない。探すこと小一時間。…ピン止めしてあった。


 所属する会へ提出する紀要の原稿があった。結構早く取りかかったはずだ。テーマは早々に決めたので執筆も終え、間をおいての推敲もした。チェックの跡がある。しかし、送付したのか。急に不安になる。共有PCを検索する。ひと月以上経過してるから削除の可能性も…。20分、送信済みファイルをようやく発見。


 メールソフトの受信トレイにあった、アマゾンからの「注文完了」のお知らせ。一瞬、あれ何だっけえと思いつつも、利用頻度が高いのでクリックして文面をみると、なんとアダルト系のお知らせ。ええーっと改めて見直すと、これがanazonというスペル。ひっかかった。おかげで迷惑メールトレイが繁盛している。


 「しまった」の連続を書きだして、かなり大きな「しまった」を想いだす。我が家自慢の2階のスライド書棚。5面が天井まで使える大容量だが、設計士も自分も気づかなかったのは、取り出す時の空間の狭さと暗さ。動けるが窮屈さは否めず、探し出すのに常時苦労する。結局いつも、しまってないからこうなるのだ。