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桜と絵本と豆乳と

持つことで見えてくる…か

2015年08月18日 | 雑記帳
 ぼんやり見てた録画番組の一つにNHKの課外授業「ようこそ先輩」があった。その回は映画監督の是枝裕和氏だった。関心を寄せている一人であり、作品も興味を持って見ている。六年生の学級でグループごとにテーマを決めさせ、ビデオを預けて撮影させ、作品に仕上げるという流れだった。淡々とした構成だった。


 ひとつなるほどと思ったことがある。「カメラを持つことで見えてくることがある」という働きかけだ。これは、多くの人が納得するのではないか。シャッターチャンスという言葉…それを待つということは、自分の美意識との接点を探すということだ。授業としてはテーマを掲げれば共通化しやすいし、動きは作れる。


 さて、学校広報のために一日のうちカメラを持つ頻度は非常に多いが、個人としてのスナップなどはさっぱり御無沙汰。もう三ヶ月も更新なしのフォトブログとなった。デジカメの撮りやすさが、逆に視点を弱くしているか。とりあえずデータを見直し、いくつかピックアップした。「持つことで見え」たこともある。