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所さんのキニナルキ

2015年10月15日 | 雑記帳
 高田純次、関根勤、そして所ジョージと、まあこのあたりが脱力系御三家と言ってもいいかもしれない。

 しかし、ふだんは買わない月刊誌の冒頭に載っていた所ジョージのインタビューは、単に脱力系と称すことのできない、含蓄に溢れた記事だった。


★皆さん、結果や正解を最短で得ることに支配されているよね。(略)私は、物事には当たり外れがあるから面白いと思いますよ。

 時々忘れそうになる、結果を楽しむのではなく、楽しめるのは過程なのだということ。


★気遣いを高いレベルで考えなさんな。気遣いを「自分らしくない行為」だと思うから、負担に感じるんじゃないの。

 気遣いはごく当たり前のことで、優先順位の上位に位置するものではない。気張らずどんどん気遣いすればいい。そんなところでつまずくな。


★便利や流行りに頼らなければ、仕事でも遊びでも「自分の型」ができてくるのよ。それだけで、お金に関係なく楽しめる人生も手に入っちゃう。

 自分の感覚を信じることが根本にある。没頭してみるという心の余裕が必要だ。


★まずは今日を楽しく過ごそうというスタンスに変えた。それが一番キレイな人生じゃないかな。

 「キレイな人生」か。
 確かに複雑なものの多くはキレイには見えない。
 もしキレイに見えるとしたら、それは計算しつくされた複雑さとでも言うべきか。
 多くの人は、少なくとも自分は、そこまで行けないから、シンプルを求めるべきと痛感する。