すぷりんぐぶろぐ

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10回目のベテランの声

2015年10月29日 | 雑記帳
 「ここの利用は10回目なんですね」と言われ、ああそうかと思った。「何か特典でも」と軽口をたたこうとしたら「ささやかですが…」と、どちらかを選ぶように差し出された。おうっ素晴らしい。来年度までは補助があるようなのでまた来よう。記念の品は万歩計か塩分計ということで、いかにも人間ドッグらしい。


 ここ数年は毎年同じ時期に来ているので、「あれから1年か」とこの人間ドッグでしみじみ思うようになった。健康管理センターという部署で、ほぼ同じ看護士さんなので、かなり顔馴染みだ。もっとも向こうは覚えていないだろうが。感心するのは必ず何かシステム(場所とか検査の流れ)改善がなされていることだ。


 多数の検診者をどうやったらスムーズに、しかも間違いなく診ることができるかを検討しているのだろう。慣れは効率化に結びつくが、漫然となる危険性も孕むし、その意味で変化を加えることは事故防止に役立つはずだ。この頃目立つのは、看護士からの声かけの頻繁さである。ただし個人差も大きいところである。


 今回のドッグメモとしては、最初の採血で看護士から「血管が立派です」と言われたことが一つ。なぜそんなことが言えるのか、疑問が浮かぶ。それから、胃カメラの医師から「毎年、カメラやる必要ないのに」と注意?されたこと。そうなの?バリウムが嫌いなこともあるが、こちらが確実だからやっているのに…。


 検査室で小さくクラッシック系の音楽が鳴っていることはあったが、今回は初めて歌つき。それも沖縄のビギン、曲はあの「恋しくて」である。意外性があって少し気が紛れた。持ち込んだ本は3冊、完全読了。なかなか充実した宿泊ドッグだった。いやいや肝心の検査結果はどうかって…体型見れば推して知るべし。