蠢き
自然界の変化が日一日と違うのが分かる。
芽吹き、蕾、水の流れる、音、匂い
☆ 蕗の薹 元気を貰う 丸い顔 (縄)
立春。暦の上では春。
まだ肌をさす北風が冷たい。
ふと眼をテレビにやると、川岸の流れに乗り出すような蕗の薹をカメラがとらえていた。
「みて、!見て!蕗のとうよ・・・」とY夫に声をかけた。
山の残雪、山容からして信州の待ちこがれた春のようでした。
庭のスミレ
☆ 山路来て 何やらゆかし すみれ草 (芭蕉)
昨年の5月連休を利用して奥高尾を歩いた。
山道と雑木林の境にそれは沢山スミレが群生していた。
淡い紫色だった。
雑木林に足を踏み入れると落ち葉をかき分けあっちにもこっちにも・・・・。
山野の春は思っていたよりも早く訪れていた。
船着き場には猫柳がたくさん群生
☆ ひもすがら矢切りの渡し猫柳 (縄)
江戸川の水がゆったり流れる。
猫柳の間に間に手こぎ船が岸を離れていくのがわかる。
東京側は、柴又帝釈天、寅さんの故郷、川向う千葉県側、
野菊の墓があります。
猫柳が大きく芽吹き水温む頃とられば、渡し場もドットにぎあうことだろう。
【せせらぎ・書き置きから抜粋し
写真添付しため時期がずれています】