百日紅と玉音放送
終戦という日が今年も近づいてきた。
このピンクの花(さるすべり)が、何処に咲いていても
母の涙を強烈にイメージする。
我が家は、祖母、母、子供3人でラジオなど無かった。
朝から何やらざわめいていた。
天皇陛下のお言葉があるというので、裏の家に三々五々集まって聴いた。
炎天下ジリジリと照りつける暑いお昼ごろだった。
母親が涙をつるして帰ってきた。
≪日本は負けた≫と・・・ただ一言。
近くには、赤いサルスベリの花が咲いていた。
仕事場から見える百日紅(サルスベリ)の花
☆ 百日紅 玉音の声 母なみだ (縄)
皆さんの終戦にまつわるお話が聞けたら・・・と。