暑い中ご苦労さん!!
町会の盆踊りが過ぎないと夏が終わらない。
☆ 笛太鼓 東京音頭 夏が往く
会場入り口
櫓が組み上がりました
提灯も飾られました
■南相馬市小高区 蒔田匠馬さん
いつもの穏やかな表情だった。ふっと目を開けるような気がする。
昨年3月25日夜、南相馬市原町区の遺体安置所。
同市小高区岡田、蒔田匠馬(まきた・しょうま)さんが静かに眠っていた。
同日午前9時42分、原町区萱浜で散乱した流木の陰からあおむけになった状態で発見された。
「寒かったろう」「寂しかったろう」。込み上げる思いとは裏腹に声は出ない。
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匠馬さんと共に波にのまれながら時を刻み続ける腕時計に無常を感じ、保夫さんの頬を涙が伝った。
毎年7月、原町区の雲雀ケ原祭場地には甲冑(かっちゅう)で身を固め、
馬にまたがる匠馬さんの姿があった。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 相馬市観光協会転載
昨年は規模を縮小した相馬野馬追。今年、通常開催を目指す。
震災前まで19年連続で出場してきた蒔田匠馬(まきた・しょうま)の父(保夫さん)は、
息子との思い出が詰まった野馬追の時期が近づいてきた。
「福島民報より転載」
日本人と祭り、日本人と絆。
亡くなられた方へのお悔やみを致すと共に、
通常開催を目指した、親の息子への祭りの絆、心意気に感激しました。
東北大震災に遇いながらも、祭りに掛ける魂にアッパレ。
野馬追い祭りは、国重要指定文化財としてそれは大きな行事です。
盆踊会場は、皆さんで手作りの祭り、暑い中をめげず取り組みました。
30度を越える猛暑、ギラギラ照り付ける太陽、人と人との深い絆によって準備された会場。
きっと大きな輪になって老若男女が踊るでしょう。
野馬追い祭りとの比はゴマメの歯軋りですが、、
町民のコミニケイションの場として、いつまでも大事にしたい
小さな小さな行事です。