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日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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故郷の廃家

2014年02月03日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

 家(故郷)が消え 山が荒れていく 

今回は、チョッピリさびしい旅になった。

農村,山村などのや里山がが変化し、一軒減り、二軒減り・・・
そして没落していく。

地域社会の機能が低下し、住民が一定の生活水準を維持することが困難になり、
故郷を捨てて、都市へ生活の場所を求める。


最近まで住んでいたようだ・・・屋根が真新しい?!
入口を茅が塞ぐ。


年老いた老夫婦が、いつまでも何時までも・・・・と、

朽ちるを少しでも食い止める為に、感謝の気持ちを込めて、屋根を葺き替えた。

「ありがとうよ、俺達が住み慣れたい家よ」

故郷とは、筆舌出来ない、多の想い出を秘めた里である
きっと子や孫は、いつまでも故郷を訪ね来る(入る)ことでしょう

そんな思いを込め寂しさを噛み締めながら、しばらく屋根を眺めていた。

  幾年ふるさと きてみれば
  咲く花鳴く鳥 そよぐ風
  門辺の小川の ささやきも
  なれにし昔に 変わらねど
  あれたる我が家に
  住む人 絶えてなく



蔵の威厳がむかしの様相を示す
こんなに立派な土蔵を見たことない。土蔵はその家の格式を誇示した。
立ち入り禁止のロープが悲しい。

♪  昔を語るか そよぐ風
        昔をうつすか 澄める水
     朝夕かたみに 手をとりて
        遊びし友人 いまいずこ


 

 
水仙がひっそり・・・・と
薮越しに廃家が見える

 


山友が別荘として使えば・・・
イヤイヤ、都会の人間は、二ヶ月持たんネ!
≪医者、買い物、コミニケイション・・・≫


水を汲んだ跡、ポリ缶がそのままに・・・・

 


イノシシ除けのトタン板や板塀が無残にも倒れ朽ちていく

 


段々畑(棚田・畑)は、ここ数年耕作した形跡はない
畑の周りに、水仙が咲き乱れる。

 

「里」は人の住む場所、「山」は人の住まぬ場所を意味した。
人里で栽培される芋が「サトイモ」、山に分け入って掘らねばならぬ芋が「ヤマイモ」であった。

したがって「里山」とは、里と山の両方にまたがる領域で、
重宝がられた。

里山は、薪炭、肥料にする下生え、
水源涵養、材木、ヨシ、カヤ、キノコ、クルミ、マタタビなどの
木の実の採取、燃料として、長い間農村の経済を支え続けてきた。

 村民は、農事暦にしたがって下草を刈り、
枝を打ち、苗を植えて里山の力が落ちないように共同で手を加えてきた。

ところが戦後の経済発展は目覚しく、
ライフラインはもとより、エネルギー、生活基盤が大きく変化して、
里山から得た、材木・燃料、木の実、など等が不必要となった。

したがって里山の需要は、急激に衰退し山に入り糧を求める人が少なくなった。

 

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水仙⇒雪中花

2014年02月03日 | 自然  環境・自然・四季

春の訪れを知らせる花


 雪中花(せっちゅうか)  
雪の中で寒さに耐え蕾を大きくし、
春になると白フリージアのような花を咲せ,
 春の訪れを告げる。
 


千葉鋸南町 嵯峨山にて
(2/2 葛ハイ24名にて、水仙の山=嵯峨山に登頂)

 

水仙は、まだ寒い冬の時期に最初に出始める春の花です。
水仙とは漢名で、その花姿と芳香を水の仙人に例えて名付けられました。
また別名を雪中花といい、雪の中で春の訪れを告げる花という意味合いもあります。


そんな数々の名前を持つ水仙。
昔の人々には特別なお花として映っていたのかもしれません。

水仙や 寒き都の ここかしこ
                      与謝蕪村


雪中花

コメ欄締めて居ます。


 

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