浄光寺の歴史と文化財
於・葛飾区郷土と天文博物館
講師・伊藤義延(木根川薬師・浄光住職)
木根川薬師(浄光寺)は、歴史的にとても由所ある寺と聞いていました。
今回の講演を聴き、葛飾区指定文化財を多数保有し、徳川2代将軍秀忠の時代、
また鷹狩りの際に休憩所であり、将軍家と深いつながりがありました。
江戸城明け渡し大政奉還における、西郷隆盛と勝海舟との≪留魂祠≫が有った。
荒川拡張工事により現在のところに移転しその際に、
≪留魂祠≫は大田区上池上の『洗足池』に移転され、南州会により守られている。
学芸員と講師伊藤住職
大変な人気で沢山の方が聴講された
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葛飾区指定文化財 寺は、荒川「掘削予定地」の真ん中で
工事により現在地に移転した。
①、何故文化財的資料が多い訳
木根川薬師には、貴重な多くの葛飾区指定文化財「30余点?」が保存されています。
今回は特別展にて公開し、多くの人たちの目に触れることが出来ました。当寺は、江戸時代・徳川幕府との深いつながりがあり、寺に将軍諸公の出入りが多かったことに起因しているようです。
現在この様に保存されている理由は、関東大震災、第2次世界大戦にても、何の被害もなかったということが大きいと、住職が語っていた。
②、荒川掘削工事による移転
大正8年(1919)5月、荒川放水路掘削に伴い現在の地に移転した。
次回は
その2、・・・住職の講和
その3、 西郷隆盛と勝海舟との≪留魂祠≫について
コメ欄は閉めております。
お越しくださって有難うございます。