葦の「スダレ作り」準備中
川辺にたくさん有る葦を採取し、鋭意加工中です。
「人間は考える葦である」とは、若き頃習ったことが有りますが
何時の日のことやら・・・。
パスカルの言葉です。葦というのは水辺に育つ、弱く細い草のような植物のことで、
「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。が・・・・・考える事こそ人間に与えられた
偉大な力である」という意味のようでした。
夏場の朝方中川の土手を散歩するのは、とっても気分爽快でした。川は海に向かって流れ
ているのであろうがその流れの様子はトンと分からない静けさの流れ、岸辺にはみどりの
葦がそよ風に右へ左エへと揺れていた。
朝散歩葦そよ風に揺れてをり(縄)
葦の緑の中からワット鳥が飛び立ったり、葦があまりにも揺れるので株元を注視すると
水鳥が餌を漁っているところだったりした。
季節は移り変わり、葦は緑一面の岸辺の黄色に変え、葉を落とし白い穂は抜け落ち
寒風にさらされていた。
岸辺に下りて葦を1ッ本引き抜いた。長さは3メートルほど長いものは腕を横に二回拡げても足りなかった。
少し残った穂を取り払い、節間の皮を剥くと黄色な見事な、、スダレの葦の材料が現れた。
あまりにも長いので半分に折って家に持ち帰った。
昨年より此の葦で何か出来ないか・・・!?思案中です。
(スダレ細工)
みどりから黄色く色を変えて風にそよぐ葦
葦簾巻いて朝陽を迎い入れ(縄)
只今葦を中川から採取し、材料の下拵え、作業台、編み糸、糸巻き付けの重りなど
鋭意に作業準備中です。
日向ぼっこしながら葦のスダレ作りに頑張っています。
作業内容は改めて掲載します。
下準備が大変です。
葦のスダレ作り体験の様子 図画
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