-兼題「残暑&雑詠」高得点句一覧
【秋の季語=初秋(8月)】残暑/残る暑さ 秋暑し 秋暑

立秋を過ぎた後の暑さ。
例年、八月いっぱいくらいは暑い日が続きます。
いったん涼しくな った後、また暑さがぶり返すこともある。
日本の8月は暑いです、今年は格別の暑さでした。
合評会で点盛りがばらつきました。という事は秀句なかったという事です。
あまりにも暑い日が続き、猛暑、酷暑に気を取られ『残暑』を詠むことが
若干気抜けしボケてしまったような傾向がみられました。
40句集まりました。
点盛り4点句以上をupしました(12句)。
1 身内去り故郷遠き盆の月
2 俯瞰する田圃アートの残暑かな
3 大仏の身じろぐような残暑かな
4 穂高岳仰ぐ秋所の河童橋
5 猫さえも見えぬ路地の残暑かな
6 朝一の鍬打つ大地残暑かな
7 盆三日はやばや父母は帰りゆく
8 身構えし過ごす残暑も終わりゆく
9 朝露や宝石載せて土手の草
11 江戸川の流れに残る暑さかな
12 秋暑し日陰の風に足を止め
今月の最高得点句
1 身内去り故郷遠き盆の月 (T)
(評) 6点句。盆の月(満月)見る。そういえば故郷に帰っていない。
親兄弟、親戚も含めて少なくなった。帰りたい気持ちはあるが、
疎遠になるのも仕方ないことか。故郷は遠きにありて思うもの
になってしまった。郷愁の思いのこもった句です。(講師)
- 今日のメモ
①鎌倉図書館、竹細工の本
②「兼題・鰯雲」10句詠む
③エレベーター点検、10/28.9時
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