散策で見かける柿の木
(5・7・5を、織り込んで)
秋の訪れとともに、柿の木が鮮やかなオレンジ色に染まり始めました。
毎朝、散歩すると熟れた柿が陽の光を浴びて輝いています。
子供の頃、柿を収穫した思い出が蘇ります。
手を伸ばして摘んだ柿の感触、甘い香り、そして口いっぱいに広がる自然の甘さ。
夜になると皮むきをし出来上がった”つるし柿”を軒下に掛けて乾燥した。
吊るし柿は、秩父夜祭 の「土産物」として夜店に並んだ。
今では、その柿を他人の庭で見かけますが、自分の庭に無いのが寂しい。
熟れた柿や、吊るし柿はただの果物ではなく、家族の絆や季節の移ろいを
感じさせてくれる特別な存在です。
露店にや秩父夜祭つるし柿 (縄)
散歩道の塀の中
柿たわわどの径行くも庭にあり(縄)
色青し食べるの早し百メ柿 (縄)
大きな庭の中に葉を落とし、黄色の柿が陽の光を浴びて目立つ。
柿たわわ餓鬼の頃をば木に登り(縄)
柿採りや竹竿の先挟みけり (縄)
赤くなった柿をつつく鳥
鳥たちの美味しいでした柿の皮 (縄)
柿の実に朝から鳥の鳴き声や (縄)
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