ツーバイ 工法(カナダから移入)
ノミとカンナは一切使わず、金具を使用した組み立て方式
最近の家屋の方式はどうなっているのか、大工さんにお願いして
内部の建築を見せてもらいました。
現場の写真だけでは、ツウバイ工法が理解できないので、PCの記事を
掲載しましたので、ブログ記事が長くなりました。
A 何故木造家屋を見学したか?動機!
① 以前家庭菜園として区から借りていた農園の片隅に、3軒の建築現場が始まった。
② 埼玉県のある市の庁舎 で、木材で8階建ててのものが完成したとの新聞記事、此れに刺激された。
B ツーバイ方式(2×4)とは
ツーバイフォー工法の大きな特徴は、床や壁などの「面」で建物を支える「面構造」であることです。
「ツーバイフォー工法の建築基準法上の名称は『枠組壁工法』といいます。名前のとおり、サイズが約2インチ×約4インチなどの木材を組んで『枠組』をつくり、この枠組に『構造用面材』を接合して剛性の高い版(ダイアフラム)を構成し、それらを専用の金具・金物などで一体化して、頑強な六面体構造を形成する工法です。
c ツーバイ方式(2×4)の特徴
① ツーバイ方式(2×4)で、ノミや鉋は一切使わない使わないで、素材を組み立て方式で、建築金具、くぎ、ねじ、デイタを張りい付けて行く建築方式。、
② 外壁は以前は左官屋さんの作る壁方式でしたが、板を張り付ける。
③ 建築資材は、工場でコンピュータの元で取り揃え運搬されてきた現場にて組み立てるから早い。
現場で組み立て工法
ツーバイフォー工法は、ツーバイ材という2×4インチや2×6インチなどの木材
に構造用合板を張り付け、工場で1枚のパネルに加工してから現場へ運び、
組み立てる工法です。
壁は強力な板を嵌めるか、釘で打ち付ける
機械でつり上げ組み立て
釘と金具と、ボルトで止める
釘付けした合板
柱脚組み立て金具等
方ずえ、柱の組み立て
ツーバイ方式の木材
柱・構造用合板柱
構造用合板 規格
平板板 構造用合板 規格
ツウバイ方式を組み立てる金具
柱を固定する金具
☝この様な工法は一切なし。釘と、ボルトで金具を止めていた。
従ってノミとカンナは使っていなかった。
参考
ツーバイ工法の簡単な仕組みが理解できる絵図
ツーバイフォー工法の「面」となる、壁版と床版
壁版と床版は、ツーバイフォー材などの構造用製材(木材)を組んで枠組みをつくり、そこに構造用面材(合板など)を接合してつくります(画像提供/日本ツーバイフォー建築協会)
六面体構造のツーバイフォー工法は、地震や台風などの外力を1点に集中させず、バランスよく分散させて建物の変形や崩壊を防ぎます。さらに気密性も高く、優れた耐火性、省エネルギー性、遮音性などを備えています」(日本ツーバイフォー建築協会。以下同)
ツーバイフォー工法の構造
床、壁、天井による六面体構造(箱構造)は、地震や台風などの外力をバランスよく分散させます(画像提供/日本ツーバイフォー建築協会)
構造用製材には、2×4材~2×12材などの規格材を用いる
ツーバイフォー工法の壁版と床版をつくる構造用製材には、2×4材や2×6材、2×10材などの規格材を用います
「ツーバイフォー工法という名称は、構造材として2×4材を多く用いることからきていますが、使用する部位によって2×6材、2×8材、2×10材、2×12材などの規格材を用います。例えば、強度を持たせたい2階以上の床には2×10材などを、断熱性を持たせたい外壁には2×6材などを用います。
これらの構造用製材は、日本農林規格(JAS)やJAS同等の海外規格によって厳しく品質がチェックされ、使用する箇所ごとに製材品の種別なども定められています」
ツーバイフォー工法の中心となる、6種類の構造用製材
工場から運ばれる木材まとめ
まとめ
◎ 工場でコンピュウターにて設計し寸法合わせし、運搬組み立てる。 従って従来
のノミやカンナは一切使わなくツバイ方式の金具によって柱を強固に組
み立てる。
◎ 壁は縦横を強力に組み合わせた合板で一気に張り付け、土壁は見渡ら
ない。屋根瓦は使用しないで、ツウバイ方式の軽い屋根が付けられる。
従って建設費が安く、建築期間が短い。
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