4月にも訪問している渓谷(といってもほとんどは林道歩き)であるが、ずっと気になっている植物があった。見つけた時はヒメサジランだと思っていたのだがどうも違うようである。シダの図鑑で調べても何だか分からず、新種なのか、それとも苔なのか?もしシダならばそろそろソーラスを付けている頃である。新たなシダの情報をいただいたこともあって探索に出かけてみる。
この周辺はイワヒメワラビの群落が至るところで見られる。
それに混じって、ちょっと違うシダが生えていた。
裏側にはソーラスがたくさん付着している。
裂片の先端部に付着するソーラス。葉軸には毛が多い。
これはコバノイシカグマ。山梨県ではあまり見かけないシダである。以前にもこの林道で見かけているが正体不明だったシダ。
満開だったこの紫色の花。
法面の石垣にたくさん咲いてくれていたイワタバコ。
沢沿いの苔の生えた場所を探索していたら小さなランが生えていた。
トンボソウ
この場所のトンボソウはかなり小型だった。
チャセンシダ。何ヶ所か生育しているらしいが1ヶ所しか見つからず。
サジラン
線状のソーラスが付着
イノデ、だが何イノデ?
ゴッソリと付いている鱗片は幅広い。
葉軸の鱗片は細長く密生している。ソーラスは辺縁寄りに付着。さてこれは?イノデということにしておこう。
光沢があるイタチシダの仲間が生えていた。
鱗片は幅が広く、普通のイタチシダとは異なる。
これはミヤマイタチシダであろう。富士山樹海の森にはたくさん生育しているがここで発見したのは1ヶ所のみだった。
イヌワラビの仲間であろうがちょっと違う。
ソーラス
おそらくホソバイヌワラビと思われる。
こちらが情報をいただいたシダ。普通に見ればヒカゲノカズラであるがちょっと違う。
たくさん生えていたが確認できたのは1ヶ所だけだった。
胞子穂の枝分かれの部分の柄(小梗と呼ぶ)が短く、エゾヒカゲノカズラと思われる。
確認したかったのがこのシダだかコケだか不明だった植物。
半透明の葉にはソーラスの痕跡が無い。調べてみると、クモノスゴケという苔の仲間だった。
ガクアジサイと渓谷の滝
堰堤
堰堤を越えてみるとハシゴがかかっていて河原に下りられるが・・・これを遡上するには覚悟がいる。ここまでで撤退。
何だか分からなかった植物はソーラスが付いておらず、帰って来てからネットで調べたところクモノスゴケという苔の仲間であることが判明した。シダでは無かったが、新たに見つかったエゾヒカゲノカズラやコバノイシカグマに出会えていろいろと収穫の多い探索となった。ではまだ見ていないヒメサジランはいずこに?また探索に出かけてみたい。
この周辺はイワヒメワラビの群落が至るところで見られる。
それに混じって、ちょっと違うシダが生えていた。
裏側にはソーラスがたくさん付着している。
裂片の先端部に付着するソーラス。葉軸には毛が多い。
これはコバノイシカグマ。山梨県ではあまり見かけないシダである。以前にもこの林道で見かけているが正体不明だったシダ。
満開だったこの紫色の花。
法面の石垣にたくさん咲いてくれていたイワタバコ。
沢沿いの苔の生えた場所を探索していたら小さなランが生えていた。
トンボソウ
この場所のトンボソウはかなり小型だった。
チャセンシダ。何ヶ所か生育しているらしいが1ヶ所しか見つからず。
サジラン
線状のソーラスが付着
イノデ、だが何イノデ?
ゴッソリと付いている鱗片は幅広い。
葉軸の鱗片は細長く密生している。ソーラスは辺縁寄りに付着。さてこれは?イノデということにしておこう。
光沢があるイタチシダの仲間が生えていた。
鱗片は幅が広く、普通のイタチシダとは異なる。
これはミヤマイタチシダであろう。富士山樹海の森にはたくさん生育しているがここで発見したのは1ヶ所のみだった。
イヌワラビの仲間であろうがちょっと違う。
ソーラス
おそらくホソバイヌワラビと思われる。
こちらが情報をいただいたシダ。普通に見ればヒカゲノカズラであるがちょっと違う。
たくさん生えていたが確認できたのは1ヶ所だけだった。
胞子穂の枝分かれの部分の柄(小梗と呼ぶ)が短く、エゾヒカゲノカズラと思われる。
確認したかったのがこのシダだかコケだか不明だった植物。
半透明の葉にはソーラスの痕跡が無い。調べてみると、クモノスゴケという苔の仲間だった。
ガクアジサイと渓谷の滝
堰堤
堰堤を越えてみるとハシゴがかかっていて河原に下りられるが・・・これを遡上するには覚悟がいる。ここまでで撤退。
何だか分からなかった植物はソーラスが付いておらず、帰って来てからネットで調べたところクモノスゴケという苔の仲間であることが判明した。シダでは無かったが、新たに見つかったエゾヒカゲノカズラやコバノイシカグマに出会えていろいろと収穫の多い探索となった。ではまだ見ていないヒメサジランはいずこに?また探索に出かけてみたい。