茎だけで葉も根も持たない原始的な形をした常緑性のシダである。胞子体の地上部には茎しかなく、よく育ったものは 30cmほどになる。茎は上の部分で何度か 2 又に分枝する。分枝した細い枝には稜があり、小さな突起物がある。先端部の分岐した枝に粒のような球形の胞子嚢をつける。山梨県では桜の古木や竹林の林床に生育している。個体数はきわめて少ない。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省準絶滅危惧(NT)
桜の古木に着生したマツバラン 令和2年2月 南部町で撮影。
あるのは茎だけで根も葉も無い。
球形の胞子嚢を付けている。
令和2年4月 桜の咲いた頃に再訪する。
桜の花とマツバランを狙ったが光が入らず画像はいまいち。
少し大きくなったような気がしないでもない。
増殖能が低く何年も同じ個体数でこの木に着生していると聞く。敷地造成のため竹林での移植実験の記録があるが場所は不明である。撮影地の近傍にある桜の大木でも生育が確認され、中央市の竹林での生育も確認された。
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2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省準絶滅危惧(NT)
桜の古木に着生したマツバラン 令和2年2月 南部町で撮影。
あるのは茎だけで根も葉も無い。
球形の胞子嚢を付けている。
令和2年4月 桜の咲いた頃に再訪する。
桜の花とマツバランを狙ったが光が入らず画像はいまいち。
少し大きくなったような気がしないでもない。
増殖能が低く何年も同じ個体数でこの木に着生していると聞く。敷地造成のため竹林での移植実験の記録があるが場所は不明である。撮影地の近傍にある桜の大木でも生育が確認され、中央市の竹林での生育も確認された。
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