山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

今度こそ・・・未の刻の高層池に咲く白い花  令和2年8月10日

2020年08月15日 | 花・花・花
 先日も訪れたばかりの高層池であるが、探していた花の蕾と思わしきものが池の中に顔を出しているのを発見した。200㎜望遠レンズでは全く撮影できないような遠い位置に咲いている。そしてこの花は咲く時刻がおおよそ決まっていて、未(ひつじ)の刻、つまり午後の2時から3時ごろに咲く。甘利山椹池での散策に予定していた以上に時間がかかってしまい、もう午後3時近くになってしまった。咲いてくれているだろうか?双眼鏡を片手にザックの中には570㎜望遠レンズと2倍エクステンダーを詰め込んで見に行ってみる。


    今年3度目の訪問となる高層の池。今度こそは・・・。


    葉と一緒に白い花らしきものが浮かんでいる。


    570㎜望遠レンズを取り出す。間違い無さそうだ。


    やっと見る事が出来た。探していたヒツジグサ。


    さらに1,140㎜望遠。純白の花。


    こちらはまだ蕾である。


    半分近くが水の中に浸かっている花。


    別株


    トリーミング


    岸に一番近い位置で咲いていた花


    トリーミング

 3年ほど前から情報を収集して探していたが、椹池は何度探しても見つからなかった。こちらの池が怪しいとは思ってはいたが探しに来たのは今年になってからである。やっと念願だったヒツジグサに出会うことが出来た。

 もう1種類、地味な花が咲いていた。


    細長い葉が浮いている。


    何やら棒のようなものが突き出ている。


    どうやら花のようだ。


    おそらくヒルムシロの花と思われるが、オヒルムシロ、フトヒルムシロと見分けるには水中の葉を見なければならないらしい。


    トリーミング。地味な花である。

 4時ごろまで撮影に熱中していたが、その時間まで花は咲いていてくれた。満足して撤退である。


    奇跡的にギンヤンマが写り込んでくれた。

コメント
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