葉緑素を持たない菌従属栄養植物で、薄暗くてやや湿った広葉樹林の林床を好んで生育する。長い茎の先端に付ける蕾の集塊は先端が尖っており、その形はまさに鬼の矢柄である。富士山周辺や御坂山系、南アルプス、奥秩父山系、など、広範囲に生育しているが生育地での個体数は少ない。
オニノヤガラ 平成27年7月 鳳凰山で撮影
花を拡大
葉の遺残と思われる。
蕾のオニノヤガラ 平成27年7月 鳳凰山で撮影
まさに鬼の矢
平成30年7月 奥秩父山系で撮影
開花した花
令和1年7月 御坂山系で撮影
同上
白いオニノヤガラ 平成27年7月 南アルプスで撮影
この白い花はシロテンマと呼ばれている。別種扱いする場合もあるが山梨県では同種の扱いになっている。
シロテンマ 私の意見としては、花が密生せず茎の色も違うので別種ではないかと思っている。
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オニノヤガラ 平成27年7月 鳳凰山で撮影
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葉の遺残と思われる。
蕾のオニノヤガラ 平成27年7月 鳳凰山で撮影
まさに鬼の矢
平成30年7月 奥秩父山系で撮影
開花した花
令和1年7月 御坂山系で撮影
同上
白いオニノヤガラ 平成27年7月 南アルプスで撮影
この白い花はシロテンマと呼ばれている。別種扱いする場合もあるが山梨県では同種の扱いになっている。
シロテンマ 私の意見としては、花が密生せず茎の色も違うので別種ではないかと思っている。
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