私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ジャガイモ研究所 第1,2話

2025-03-04 20:31:32 | ジャガイモ研究所 韓国ドラマ

タイトルからしてかなりベタでほんわかとした雰囲気が漂う。
こんな言い方をすると悪い印象を持つ人がいるかもしれないが、個人的には最大の賛辞のつもり。
こんなストレートで分かり易いタイトル、どういうドラマにしたいのか一瞬で分かる。

恋人に裏切られ、弟、仲のいい友人と一緒に田舎暮らしを選択。
ジャガイモ研究所の研究員という仕事に情熱をかける三十代半ばの主人公ミギョン。
しかし、そんな平和な日々が勤務先が合併買収された事で一変してしまうのだ。

所長は一瞬のうちに解雇され、自分たちも様子見とは言いながらも、リストラ対象に上がっている事は確実だ。
そして研究所のお目付け役として本社から送り込まれたのはライバルでもあり、ミギョンを捨てた元カレであるパク・ギセに田舎に送り込まれたソ・ベクホ。

天涯孤独の身と言いながらも、妙なこだわりが強く、研究所の実働部隊であるマダム達にいい感じでオモチャにされる隠れ愛されキャラだ。

ミギョンの友人でありベタな展開が好きな恋愛小説家(!)のワンジュに「彼は絶対あなたのストライクゾーン」と指摘され、案の定、そんな展開になっていくのだ。

研究所の様子を見る為にソ・ベクホが1か月の滞在先に選んだのはミギョンの弟が経営するゲストハウス。自分をリストラするかもしれないソ・ベクホと1日中一緒な事に警戒するミギョンのちょっとしたいたずらで、村の老人会メンバー達に目を付けられ、私道を通れなくなったベクホ。

トラックの荷台に乗って出勤し、作業着を着たくないが故にスーツ姿で消毒作業。尺が潤沢な韓国ドラマらしく、このあたりをびっくりする程リピートしながら、ソ・ベクホの妙なこだわりと共にいじれば何なんだか良い味を出すキャラクターであることをこれでもかという位に密着するのだ。

一緒に過ごす時間が増えればミギョンも次第に心を開くし、ソ・ベクホの憎めないキャラクターが分かるようになればなるほど、彼をライバル視する専務のパク・ギセの腹黒さが際立つというもの。