和菓子「紀の国屋」はなぜ廃業したのか。幹部が明かす倒産までの“三拍子”と新ブランドへの本音
倒産から“復活” 匠紀の国屋、2店舗をオープン 昼過ぎにすべて売り切れ
今日6月16日は和菓子の日との事。
今は毎日何かの記念日で歴史の浅い新顔の記念日も多いと思うが、この和菓子の日は 平安時代、仁明天皇が元号を嘉祥にした年の6月16日に16個の菓子や餅を神前に供えて、疫病を払い健康招福を祈願したことに由来するという歴史のある記念日らしい。
そんな日に、ネットニュースで身近な和菓子店だった「紀の国屋」が先月倒産していたことを今更ながら知り、更に今月の3日に新ブランドを立ち上げて再出発している事を知る。
ここのお店のお菓子は亡くなった両親も好きで、よく買ってきてくれたものだった。私は、おこじゅやあわ大福が大好きだった。今日は父の命日だったので、帰りに寄り道をして駅ビルで紀の国屋お菓子を買って帰ろうと思っていたところだった。
このネットニュースを今日偶然目にしなければ、何も知らずに駅ビルに店がなくてびっくりした事だろう。虫の知らせだろうか。両親がきっと教えてくれたに違いない。今週末にオープンしたお店に行き、最中を購入して仏壇に供えたい。