おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

皆さんお元気ですね

2005-07-02 23:21:28 | じじばばがゆく
 久々に高校の同窓会があり、久々に出席しました。
 中学校のクラス会とかちあってしまって、そちらはまたの機会にして、と出かけました。
 同窓会ですから、あまり若い人はいません。
 何しろそれなりに伝統・歴史のある学校なので、40・50は洟垂れ小僧の世界です。
 小生ですらやっと洟垂れ小僧から抜け出しつつあるというおそろしい世界。
 なにしろ、9?才の方が乾杯の音頭をとるという。
 その方は目も見えない、耳も聞こえないし、と言いながら、延々と、それもかくしゃくとお話しされて長いこと長いこと、やっと乾杯までたどり着くという、実に元気な会合でした。
 一応世間的には、功なり名を遂げた方々ばかりですが、それはそれ、同窓会のよさ。先輩も後輩もなく、和気藹々のうちに懇談会が進みました。
 ホント、あっという間にテーブルの食べ物はなくなり、飲み物も次々と運ばれ、家では食事制限だとか、何だとか言われていそうなおじいさんたちが、けっこうぱくぱくと食べていました。
 飲み物のグラスをやたらかまわずに置くやら、人のコップを手に取るやら、そのへんはほとんど認知症もどきの方も目立ちましたが。
 途中で挨拶があっても、ほとんど気にもとめず、話しているマイクの前で関係ないグループが記念写真をとったり、早くやめろ!ヤジを飛ばしたり、もうほとんどめちゃくちゃ。
 その前にみなサン、「年次総会」と言うことで静かに予算だ、決算だ、事業計画だ、とか議事に従ってやっていました、というよりほとんど寝ているという感じ。
 小生、かつてとてもお世話になった方の姿を久々に見かけたので、声をかけました。
「お元気そうですね、おいくつになりましたか」(耳が遠いので無視されました。)
「あの人も随分年取ったなあ。」(指さす方向を見るとどうみてもこの方よりも若い!)
「山田さんを見かけましたが、おいくつになられましたか」
「あの人は僕の一つ上だから80才だよ」
「えっ、もうそんな年でしたか、僕らの時にはばりばりの現役でしたが」
「そういうけど君だっていくつになった」
「はあ」
「もうそのくらいでも可笑しくないよ、ハハハ」(
人間、自分の方はなるたけ若くさばよんでいるのだという現実を見せられました。小生もどう見ても老境の域。なるほどね。
 こうして元気な老人会も終わりました。帰る頃に、の留守電に気がつきました。中学校のクラス会のメンバーからでした。二次会で駅前のカラオケにいるから探してでてこいというきついお達しでした。やれやれ、まだまだ続きますね、こうした会は。
   
コメント
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