- 指揮:大野和士(東京都交響楽団 音楽監督)
ピアノ:久末 航 * - ニールセン:狂詩曲風序曲『フェロー諸島への幻想旅行』
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 16 *
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op. 43
昨年、つまみ食い的にコンサートを鑑賞したところ、なかなか良かったので、今年は「平日夜のセット券」というのを買ってみた(それにしても、平日昼の開催はやはり勘弁してほしいという気がする。)。
その第一弾が、「耳から納涼♪北欧名曲選」である。
ニールセンは演奏機会の少ない作曲家で貴重な機会だが、グリーグのピアノ協奏曲は定番中の定番。
今回のソリストは久末航さんで、私は初見だが、繊細なタッチのピアニストという印象を受けた。
実際、アンコール曲はリストの「巡礼の年 第1年「スイス」より第4曲 泉のほとりで 」で、こうした曲を好む人のようなのだ。
ちなみに、グリーグのピアノ協奏曲については、私は中学生のころからアルトゥール・ルービンシュタインの力強い演奏(シューマン&グリーグ: ピアノ協奏曲)を聴いて育っているので、生の演奏でシックリ感じることはまずないと言ってよい(もちろん、好みの問題であるが。)。
アルゲリッチあたりが日本でやってくれないかな?