ラヴェル:「道化師の朝の歌」(管弦楽版)
アルトゥロ・マルケス:ダンソン第9番(ダンソン・ヌメロ・ヌエヴェ)
芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 *
チャイコフスキー:バレエ組曲『眠りの森の美女』 Op. 66a
アルトゥロ・マルケス:ダンソン第9番(ダンソン・ヌメロ・ヌエヴェ)
芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 *
チャイコフスキー:バレエ組曲『眠りの森の美女』 Op. 66a
フィナーレは例年東京交響楽団と”慶太楼 ” ということらしい。
今年はソリストが清塚信也さんということもあり、チケットは早々に完売となった。
幸いなことに追加発売があり、私は何とかパイプオルガン側、つまりオーケストラを背後から見下ろす位置の席を確保した。
最初の「道化師の朝の歌」は、ビックリするような大音声が飛び出す曲で、おそらく子供が聴いたら長いこと印象に残るだろう。
次はダンソンという選曲で、プレ・トークでは「今日のテーマは”踊り”」とあった。
その次が本日一つ目の目玉:清塚さんによるラヴェルのコンチェルトである。
清塚さんはこの曲を相当弾きなれている印象で、緊張するどころか、指揮者やオーケストラを挑発するようなアイコンタクトや身振りが目立つ。
そういう仕草を見ていると、小さい頃は多動症だったのではないかという疑いを抱いた。
案の定、ソリスト・アンコールでは、指揮者の原田さんが着席する前に演奏を始めてしまい、やり直しとなる。
二つ目の目玉は、「眠りの森の美女」で、これが一応のラストとなる。
残念なことに、私はこの後の「The Artistsーーバレエの輝きーー」に向かうため、「ローズ・アダージョ」を聴き終えたところで会場を去った。
ちなみに、「バレエの輝き」のラストの演目は、奇遇というべきか、「「眠れる森の美女」ローズ・アダジオより」であった。