Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

真夏のクラシック(4)

2023年08月23日 06時30分00秒 | Weblog
オネゲル:交響詩『夏の牧歌』
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op.102 *
R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』Op.40(ヴァイオリン独奏 石田泰尚)

 「 辻井さん登場」ということで、例によってチケットは完売。
 今回はショスタコのコンチェルト2番で、演奏時間は約16分と短い。
 今回の辻井さんでいちばん感銘を受けたのは、ショスタコではなく、アンコールの
 ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調 《遺作》 
であった。
 この曲は、先日のオーケストラ・アンサンブル金沢との共演の際もアンコールで演奏されたのだが(オペラのアンコール)、今回の演奏はそれを明らかに上回る、素晴らしい出来ばえだったからである。
 私は、「もっと長時間弾いていたい!」という辻井さんの心の声を聴いたような気がした。
 プログラム後半の「英雄の生涯」は、初めて聴く曲。
 初めて聴く曲だと、比較の対象がないために、「好演」といってよいかどうか自信が持てない(直感的には ”good” だったか?)。
  11月のベルリンフィル来日公演でも聴くので、比べてみたいと思う。
コメント
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