「「秩序維持派」が支配してしまった
現在の最高裁に、
バランス感覚など期待できるはずがない。
悪いことをした国民がいれば、
秩序維持派たちは、
見せしめ的に、
必要以上に、ひどい目に合わせる
現在の最高裁に、
バランス感覚など期待できるはずがない。
悪いことをした国民がいれば、
秩序維持派たちは、
見せしめ的に、
必要以上に、ひどい目に合わせる
でも、それって、「裁判官の役割」ではないのですが・・・
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今、「通常の裁判官の判断」ができるのは、
宇賀克也裁判官だけです。」
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今、「通常の裁判官の判断」ができるのは、
宇賀克也裁判官だけです。」
「飲酒運転は退職金もゼロ円になる。覚えておいて損はない。」
本件事故は物損事故なので、従来の判例の判断基準(「それまでの勤続の功を抹消または減殺するほどの著しい背信行為があった場合」でない限り、退職金を減額、不支給とすることはできない。)からすれば、退職金ゼロはまず考えられない。
ところが、この裁判体は、退職金ゼロを認めてしまった。
最高裁判決を読んでも、全く説得力がなく、首をかしげるばかりである。
どう見ても、宇賀先生の
「教職員以上に飲酒運転を自制すべき立場にあるともいい得る警察官が、 被上告人による本件非違行為より後の平成30年に酒気帯び運転を行った事案では、停職3月の懲戒処分にとどめられている。」
という指摘の方が説得力がある。
どうしてこんなことになってしまったかについて、岡口判事は、「秩序維持派が支配してしまった」ことを理由に挙げる。
第二次別姓訴訟(大法廷決定)でも宇賀先生は「反対意見」を書いておられるが、こういうまっとうな意見が「反対意見」になってしまう最高裁はやはりおかしい。
・・・まあ、殆どの法学部・ロースクールで「法とは何か」が教えられてこなかったのだから、こうなるのも予測の範囲内ではあったが。