パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

一番多く聴いた交響曲は。

2006年05月24日 20時58分00秒 | Weblog
ある医者が、気圧とか天候なんかに病気は関係しない、
と言い切っていたが、それでも昨日の自分の体調を思うと
やっぱり、そんなことはないな、と思わざるをえない。

最近の不調、眩暈みたいな頭フラフラが昼ごろおきて
パソコンに向かう気もしないで直ぐに寝てしまった。

幸い今日は何とか普通?にいられるので、また、独り言を!

今までに一番よく聴いた交響曲は何?
と聞かれたら
ブルックナーの第8番 ハ短調 と答えられるだろう。
勿論レコードやCDでのことだが
実演でも、ズービン・メータ イスラエルフィル
     ギュンター・ヴァント 北ドイツ放送交響楽団
     朝比奈隆  大阪フィル  
で、1曲だけのプログラムで聴いたことがあった。

メータの熱さ、
ヴァントの第4楽章の圧倒的な効果、迫力
朝比奈隆の日本人の感性による音色
それぞれよかったな。
特にヴァントのは今まで聴いた全てのコンサートの中でも
一、 二を争そうほどすばらしいものだった。

でも、考えてみると不思議な音楽だ。
1時間20分もかかる長い曲なのに、今は長く感じない。
むしろ短い!とさえ思うことがある。
それに、グチャグチャしてるのに
マーラーの曲より見通しが良いような気がする。
特に第三楽章が大好きで、何枚もいろんな指揮者のレコード、CDを求めた

フルトヴェングラー 1944年、1949年の2種類、1954年のもの
クナパーツッブシュ ミュンヘンフィルとベルリンフィル
カラヤン ウィーンフィルとベルリンフィル
バレンボイム シカゴとベルリンフィル
ジュリーニ ウィーンフィル
セル クリーブランド
ヨッフム ドレスデンスターツカペレ
テェリビダッケ ミュンヘンフィル
シューリヒト ウィーンフィル
インバル フランクフルト放送交響楽団
他にワルター、アイヒホルン、テンシュテット、
ブーレーズ、バルビローリなどだ。

好きなのは、らしくないといわれるが
フルトヴェングラーの1944年のライブ
案外良いのがインバルの初稿によるもの
気分しだいでは結構楽しめるバレンボイムのシカゴ
クナは第4楽章の寂寥感が忘れられないし
ワルターの妙なところのピアノも効果的でハッとする

それにしても、ブルックナーの音楽は男は好きだが、
女の人は好きになれないんじゃないかな
と思ってしまう。
特に理由はないけれど、なんとなく!

でも、考えてみると古い演奏ばかりだな!
この人のを是非聴きたいと思わせる
演奏家がいないのが少し寂しい。
コメント
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