パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

平均値よりモードによる比較の方が実感に近い?

2006年12月04日 22時01分19秒 | Weblog
例えば、世帯平均貯蓄額は、、、万円だとか
平均寿命は何歳だとか
テストの平均点は何点だとか
分りやすいというより、馴染みがあるというだけで(?)
頻繁に使われている「平均」

しかし、どうにも実感が伴わない事が多いのではないだろうか
特に経済的な数字についてはそうだ!

多くの人が平均の数字と自分の立場を比較して
多いとか少ないとか比較しているだろうけれど
そろそろ平均以外の概念、言葉で比較するようにした方がよいのではないか

比較するためには(みんなが中流と思っている日本人は特に)
モード(統計処理における代表値の中でも、複数の数値の集合で最も頻出する値)を
使うようにした方が、より実感に近い数字となるのではないだろうか

例えば、最も多い世帯貯蓄額のグループは
平均値よりは少なくて(確か)
この数字の方が安心できる人も多いのではないだろうか
(自分もそうなのだが)

最近、政府やマスコミの発表する数字が
どうもピンといかないのは
あまりにも「平均」を都合良く使っているからで
そこに何か意図的なものを感じてしまう、
というのは考え過ぎだろうか?

コメント
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