パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ベートーヴェンの第7交響曲

2006年12月07日 20時48分06秒 | Weblog
年末といえば第9交響曲だが、
今年は同じベートーヴェンでも
「のだめカンタービレ」のおかげで第7番が人気らしい

確かにいい曲で「田園」くらいは評価されてもいいのに
今までは名前がついていなかった分だけ損していたかもしれない

その後の8番もこじんまりしているが、すっきりしたフォルムで
自分は結構好きだな

7番は実演では、ショルティとシノーポリの指揮したものを聞いた
オケは何だったか忘れてしまったが
ショルティは第4楽章でもっと煽ればいいのに、最後まで職人風の
きっちりした仕事ぶりが、ライブにしては不満だったし
シノーポリは何故だか曲の途中で腹が立ってきて仕方なかった
(ホント何故だか分らないが腹を立てた事だけは覚えている)

この曲を聞くときのベースになっているのはフルトヴェングラーと
ウィーンフィルの演奏で、3、4楽章がとんでもなくエキサイティングなやつだ
(第2楽章の深さもまた特筆に値するが)
それにしても、あだ名のないこうした曲が一般に知られるのはいいことだろう

そういえば第9、以前FMで弦楽4重奏だったか6重奏だったかに
編曲されたのを聞いたが、これが意外によかった
確かに後期のベートーヴェンの音で
細かい音まで聞こえて、
勢いや音色で聞いてしまう傾向のあるフルオーケストラよりも
理解しやすいかも、と思ったりした

それにしても最近コンサートに行ってないな
普通の日にコンサートがあっても仕事の後には
なかなか間に合いそうにないし
行きたいようなプログラムはないし
それもこれも、結局は気力がなくなってきているのだろうか?
コメント
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