パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

居候、3杯目にはそっと出し?

2006年12月08日 21時54分07秒 | Weblog
知り合いの店での話。

売り出しのイベントでコーラの飲み放題の
サービスを行った時
客の数人(?)が平気で5本ほど飲んだり
家に持っていくから2本ほど欲しい
と言われたのだそうだ

確かに飲み放題とは言っているが
常識的な範囲では
少しは遠慮する、のが暗黙の了解だったり
前提になっているのではないだろうか

少なくとも昔は、言葉通り受け取って
バカバカ飲んだり、図々しく家に持って帰るなどとは
言わなかった

このことで、悪いのは数字の制限を設けなかった
店側だろうか?
現実的対処方法は、飲み放題の言葉を使わなかったり
数の制限をすればよいのだろう

しかしだ、そんなことをしなくても
ちゃんと店側のサービスの心を理解したり
あまり飲んでは悪いな、と遠慮するのが
美しい姿ではないのかな

「居候3杯目にはそっと出し」
の諺には、悪いなとか、恥ずかしい気持ちがあふれているが
その諺が「そうそう」と受け入れられていた社会のほうが、
今の、言葉を正確に使用しないからいけないのだ、
と言う社会よりずっと大人だったり
好ましい社会と思われるのだが
もうこんな社会には戻らないのだろうか?

コメント
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