パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

歴史は勝者の勝手な記録?

2008年01月22日 22時00分42秒 | Weblog
最近似た様な雑誌が創刊された
「歴史のミステリー」デアゴスティーニ・ジャパン発行
もう一つは
「新説 戦乱の日本史」小学館発行

どちらも創刊号は190円
ふんだんなビジュアルで読みやすく40ページ弱
そしてどちらも定説となっている歴史を改めて記述というよりは
こんなセンセーショナルな奇妙な説も存在する?みたいなところに
焦点を集めてるようだ
(後者はまだ読んでないのでハッキリした事は言えないが)

それにしても歴史は学校の教科書では全然面白くないが
週刊誌的な刺激的な説が出てきたりすると
俄然興味湧くものとなる
結局そうしたおもしろおかしい説は
定説のしっかりしたものにきちんと否定されるとしても
興味の持ち方の幅が深くなるだけ
いろんな事が自然と頭に入る

だがやっぱり歴史は結果的に「勝てば官軍」的な要素があるだろう
本当の事というより、その時代を牛耳っていた者が
自分たちに都合の良いように記す
そしてずっと後の時代には、公式な資料として残るのはこんなものだけ!
こうした事が容易に想像できる分だけ
公式でない一般の市民等の資料等は
実情をしっかり把握する意味では大事になってくるだろう

この間、民主党の議員が911の謀略説をぶったら
問題外!と一気に攻撃されたようだが
ここでも公式見解だけが説得力あるものではないだろうに
むしろ矛盾点が多いと言っていいだろうに!

確かに現実の問題として世界の判断はテロという事になって
解釈はその方向に進んでいるので今更ぶり返すのは
国益に反するかもしれないが
それでもどうしても納得できない点が多すぎる
なにもへそ曲がりでセンセーショナルな説を好んでいるのではなく
ちゃんとした合理的な説明があれば難なく認めるだけの事なのに
つまり、ここでも正しい事というよりは
この時代に力を持っている者が強引にねじ曲げてしまう様な事を
行っているという事

これを簡単に仕方ない事として諦めていい事なのだろうか?

コメント
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