パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

休み(お正月)の過ごし方

2008年01月07日 21時51分03秒 | Weblog
曜日の関係で、今日7日が仕事始めになったところが多いようだが
ご多分に漏れず自分もそのひとり
年始の挨拶に続いてお互いに出る言葉は皆
「休みの間(正月は)なにしてた?」
の問い
そしてこの問いの答えも割と多かったのが
「なんにも、、、」
「食っちゃ寝てばかり」
ニュースでは海外旅行なども報道されていても
実際はこんな人数の方が圧倒的に多いだろう

考えてみると、このなんにもしない
怠惰な生活こそが休みの真骨頂ではないだろうか
確かに何か目的があって過ごす休みも
充実感はあるだろう
しかし、なんにもしない事を目的とする様な休みは
少しばかり、馬鹿になってしまうのでは!
の恐怖心はあるものの気分転換には最適ではないだろうか

ヨーロッパ人の旅行の時間の過ごし方や
海辺での様子を見ると
彼らはそれこそなんにもしない
ただ寝そべっているだけだったり
ロッキングチェアーに座って本をいつまでも読み続けている
そんな光景が目に浮かぶ
日本人はどうもこれができないみたい(?)
なんにも目的を持たずにダラダラと旅するのは
もっとも苦手とするところで、記念写真をたくさん撮るために
滞在時間も程々ですぐに次の目的地に移動してしまう
これが時間の効率的な使い方だろうか(?)

お正月は、お祭りの日と同様に
飲んべえにとってありがたい事に
日中からアルコールが公然と認められる
(一年の計は元旦にあり、との社会通念とは矛盾するが)
いつもガミガミの奥方も、この期間はどの家でも(?)
仕方ない!と許しているようだ、、、
しかし、実際のところ日本中でこんな生活を送る事ができているとしたら
それはそれで国としては豊かな生活を送っている事にはならないだろうか

豊かな生活
それは必ずしも物質的な所有だけではないだろう
おだやかな時間消費!
目指すべき目標はこの辺りにありそうな気がするが
しかし、これも一歩間違うと流されてしまいそうで
なかなか充実した生活を送るのは難しい
コメント
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