パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

キリンチャレンジ杯 日本-チリ戦(0-0)

2008年01月26日 21時55分30秒 | Weblog
監督がサッカーをするわけではないが、
それでも確かにその人のカラーは存在する

今日の先発は内田を除けばオシム監督の時と大差はないのだが
なんだか違った色合い感じられた
もっとも内田が入った事は岡田監督のメッセージだったのかもしれない
自分のカラーに徐々に染めていくぞ、というような

ゲームの序盤はゲームに飢えている人たちの入り方で
前に前にが表立って迫力があったが
次第に慣れられて、逆にまとまりとキープ力の高いチリに
ゲーム支配をされてしまった

久しぶりの公式戦でゲーム館も鈍っていたかもしれないが
合格点は巻、遠藤、中沢、中村くらいかな
内田はそこそこやれていたし、
すぐにバックパスを交換する加治よりも期待が持てる
ただ本当に厳しい経験が不足してるかな

鈴木は一人ボランチはちょっとキツいかもしれない
つなぎのパスに少々雑な所や判断が遅い所がある
岡田監督ならば次は今野あたりが重用されるかも

山岸、最初は運動量も多く今日はいいぞ!
と思ったのもつかの間、テレビでは徐々に存在感が無くなってきた
それより残念なのは羽生、代わった効果はほとんでなかったようだ
岡田監督らしくない起用法に思えたが
一気に自分流に変えるのは自重したのだろうか
あるスポーツ紙が予想したように自分も今日は
山瀬、大久保の先発だと思ったが開けてみれば
中村、山岸 テスト期間は仕方ないかな

それにしても何度同じ光景を見ればいいのだろうか
得点力不足!
シュートまでいけないのならそれはそれで問題だが
シュートチャンスがあって枠にいかないのは
やっぱり根本的な何かが悪いに違いない
大久保、抜け出すまではいいのだけれど
あんなに思い切り力む事ないと思うし
近くの条件のいい人にパスする判断も必要なシーンが見られたが
ストライカーだから仕方ないと言われるには
もっと結果を残さなければいけない
あのプレーぶりは先発のそれでなく
途中交代にしか使えないかもしれない

それにしても球際は圧倒的にチリの方が強かった
テクニックの問題と一言に言うが
身体の使い方、ボールの置き方、扱い方
それらは身にしみてつけた経験、技術なので
なかなか真似できないのかもしれない

いつも思う事なのだが
日本人はフィジカルが弱いから数滴優位をつくれ!
と教えるが、その前の基本としては
1対1に絶対負けないボールコントロールや
ボディーバランスをを徹底的に鍛えるのが必要な気がするが、、、
といっても一時の国見の様な体力サッカーを言うのではなく
つまり一人一人が確立した男としての存在感を持てるようになるべき
と思うのだが、こうした意見はマイナーで
明日の新聞なんかではまたシステム論や
大久保大善戦くらいの事が書いてあるのだろうか

実際日本のサッカーが真に強くなるには
マスコミのレベルも上がっていかない限り
無理な所にきている様な気がする
スターであっても悪い時は悪いと批判できるようにならないと
いつまでたっても井の中の蛙みたいな事になってしまう

話はそれたが、岡田監督の復帰1戦とすればまあまあ
と言った所ではないかな
早く彼のカラーを見たい気もする
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする