パンセ(みたいなものを目指して)

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テレビもやがて

2010年01月12日 20時54分43秒 | Weblog
NHKテレビのクローズアップ現代で
「変わる巨大メディア・新聞」が扱われていた

巨大メディア新聞に変革の波が押し寄せている。
米国では部数減に加え不況で広告収入が激減。
廃刊も相次ぎ、NYタイムズ紙等有力紙も危機に瀕している。

こんな内容で、改めて言われる事もないほど

若者の新聞離れ、いや国民全体の新聞離れは
以前から言われていて
便利で無料のインターネットの出現によって
拍車がかかった

確かに冷静に予想すれば批判機関としての
新聞の立場がどうのこうのはあるかもしれないが
現実的には今後新聞に明るい未来があるようには思えない

ただ一部の人達にとっては
文字で再確認したかったり、しっかり記憶にとどめるために
熟読は欠かせないだろう
しかし、多分それはごくわずか!
(果たしてそれで経営が成り立つか?)

ただ新聞でも日経がらみは一分野に尖っているだけに
案外寿命は長いかもしれない
との予想はできなくもないが、、、

他人の事のようにNHKは放送していたが
さてテレビはどうか?
視聴料を必要とする国営放送はさておき
民放は新聞のことを他人事のように見ていられるか?

おそらく危機感を持っているのは
テレビ局で働く若い人達
テレビが好きでも、自分たち世代のライフスタイルも
テレビ中心から離れつつあるのも薄々感じている

ただで勝手に入ってくる情報
しかし、関心のないものまで強制的に入ってくることに
人は徐々に我慢できなくなりつつある

知りたい情報を、知りたいときに、好きな分だけ!

今更ながらインターネットの既存メディアへの破壊力は凄い
なによりも心の変化を促した

はじめは大したことないとか、儲けるシステムが存在しない
等と言われていても、当たり前のように存在する
ここまで普及してくると同時に、これだけの時間も経過してくると
人の暮らし方の前提となるモノも変わってくる

この先どうなるかは分からない
だがどんなものにも寿命があるように
既存のメディアにもその運命からは逃れられない
(多分テレビ局も、、、)
コメント
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