パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今日はモーツァルトの誕生日

2010年01月27日 20時42分58秒 | 音楽
1756年 1月27日 ザルツブルグにて
このとびっきりの天才は生を受けた

モーツァルト
生命力に溢れ、たのしく、心地よく、そして効果的な
気分の変化を表現する音楽
フト出てくる言葉は「完璧」
(何をもって完璧かは分からないが)
それしか思い浮かばない

ホント好きだな、モーツァルト

ということでモーツァルトに関することをちょっと
といっても自分のことだけれど

モーツァルトのオペラ
どうも自分はイタリア語よりもドイツ語のオペラの方が好きみたいだ
つまりフィガロやドン・ジョヴァンニよりも
魔笛や後宮からの誘拐の方がなんだか素直に楽しめる

もっともモーツァルトに限らず
ヴェルディーよりはヴァーグナーが好きなので
単にドイツ語が好きなだけかもしれない
そういえばメサイアも英語版よりはドイツ語版の方がいいような
ゴツゴツしていても陰影に富んでいるようで

(しかし、ロックみたいなものは英語がいいみたい
 ビートルズのシー・ラブズ・ユーのドイツ語版はゴツすぎる?)

もっとも、実演になってしまえばドイツ語もイタリア語も
関係なしに結構楽しめてドン・ジョヴァンニを見たときには
後半の部分、ドン・ジョヴァンニに肩入れしてしまって
悪いのはこいつなのに正義ぶった連中に
なにか文句言いたい気分になったことを覚えている
(まるで異邦人のムルソーの最後の独白みたいに)

モーツァルトに関することもうひとつは
あるオーディオショップに飾られていた40番のシンフォニーの
冒頭の手描きの楽譜のコピーのこと

全部で何枚か複写したうちの一つが額装されて(1/200だったかな)
たしか30万円位だったと記憶しているが
初めてそれを見た時、急に頭の中で音がした
あの有名な旋律だけでなく伴奏となる音型もくっきりと

しれし改めて見直すと楽譜はよどみなく
多分相当なスピードで書かれている様に見える
まさに音楽が生まれた瞬間がそこにある
その思いに圧倒されてしまった

欲しいなあ!
しかし、高すぎる!
いつか機会があれば、、、

その後、しばらくはその店にあったが
流石に安くはない商品そうは簡単に捌けなかったようだが
いつの間にか見かけなくなった

残念!
しかし、昨年のピアノ・ノートにも書いてあったが
原典(自筆譜)を見ることはたしかにインスピレーションを
与えられるのは事実だ
(素人の自分でも感じるのだからプロはもっとだろう)

モーツァルト、お気に入りの曲は気分次第で変わるので
何とも言えないが、
今は若い番号の生命力に溢れたのが好きかな
(K136 とか K219とか)






コメント
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