パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

愛知県、トップアスリートは野球へ?

2010年01月21日 22時21分07秒 | サッカー
この時期、近所の子ども会の親御さんに頼まれて
1月の第4日曜に行われる大会のサッカーのコーチをしている

昨年はコーチの効果も出ないような
直前に2回だけ練習しただけだったけれど
今年はトータル4回にしてもらったが
残念ながら今度は子供たちが練習に出てこない

風邪ひいたとか気が進まなかった
というのではなく
野球の練習と重なったから来れなかったという例が多かった

それでもできる限りのことをしようと
いざ練習を進めるが、、、、
うーーーん、なかなかこれはしんどいぞ!

ボールをまともに蹴れないどころか
走るのも心配な子が多い
こんなときは難しいことを言っても無駄
ひたすらサッカーの楽しさ、自分で考え
自分で判断することの大切さを説いて
まずはやる気を出させる

サッカーはミスのゲーム
誰でもみんなミスをする、
しかし、ミスをごまかしきったらミスにならないから
懸命に誤魔化せ!

サッカーは相手より1点でも多くとったほうが勝ち
1点失点が少ないほうが勝ちという考え方もあるけど
たくさん点を取ったほうが楽しいから
みんなで攻めにいこう

みんなはまだ戦術やらシステムを説明しても
わからないだろうし、やろうとしても夢中になって
忘れてしまったり(それはそれでいいこと)するから
とりあえずボールを相手側のゴールに近いほうに
もっていこう

だいたいこんなことを練習前に伝えた

それでも数回練習するうちに
徐々に練習参加者が増えてきた

中には本当に身体能力の高い子
いわゆる運動神経のよい子が数人いて
サッカーの練習をしていない割りに上手い

そこでつくづく感じてしまうのは
まだまだ愛知県はその学年のトップアスリートは
野球のほうに行ってしまうということ

子供にその選択があったのか
それとも親のほうにあったのか
どっちかわからないけれど、それでも
自分らのサッカーチームのキーマンよりは
運動神経がいいかもしれない
と思わせられることもある

だが幸い、毎週の練習の効果は馬鹿にできないもので
ボール扱いの繊細さは、やはりこちらに分がある
彼らは大きなプレーはできても最後の細かいところでは
ちょっと経験者を前にすると上手くいかないだろう

でも、正直なところ、
仮に彼がずっとサッカーをやっていたら
われわれのエースよりは上にいっていたかも
とも思う

ワールドカップによい成績を残すこと
それは国民全体の願いだが
それには遠い話になるが
まずはその学年のトップアスリートを
サッカーに向かわせることが大事

愛知県、ドラゴンズのある地域
グランパスはあるものの
なかなか野球を超えてまでサッカーに向かう
親、子供は少ない

エースで4番、
そんな子がサッカーに取り組んでくれたら
我々も、もっと張り合いがあるのだけれど
コメント
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