5月31日の投票日まで各陣営とも活発な動きを見せる
今回の「新城市の住民投票」
はっきりしているのが
選択肢1を推すのが
市議会議員15名と市長
反対の選択肢2を推すのが三人の市議会議員と
市民のグループであること
あの分かりにくい選択肢の訂正を市民グループは求めてきた
分かりにくいと言う事実は、個人の判断による違いを超えて
ほとんどの人が持つ印象となっていて、メディアもそれを伝えている
この訂正を求められた議員たちは
訂正しなかった
しようと思えば臨時議会を招集して出来たのだが
この対立の構図のなかで
選択肢1と2の票の獲得の戦いとなった
そこでややこしいのは実は選択肢2は市民案ではないということ
この選択肢も選択肢1を推すグループが作成したもの
つまり議会が作成したもの
議会だから多数決で決まれば仕方ないじゃないか
となるかもしれないが、元々選択肢1を推す議員たちは
住民投票をする気がなかった
しかし、住民投票を求める会が数日で9000筆もの署名を
集めてしまったので、住民投票は避けられない事態となった
そこで、議員グループは住民投票を共同提案と言う形で
住民投票を求める会の一員として活動してきた二人の市議会議員に
持ちかけた
こうなってしまえば、結果的にあとは数の力
あの訳の分からない選択肢による住民投票が行われることになった
その後、公平にみえても極めて不公平な市民まちづくり集会が開催され
市内の防災無線でも急遽妙な文言に変えられていたり
とにかく、実情を知っている人間には少し異常と思われることが続いた
しかし、日程は迫っている
選択肢1を推すグループは組織票、動員をかけられるシステムが有り
尚且つ金銭的に潤沢
片方市民グループは もともと有志の集まり
それで一人ひとり説得して協力を仰ぐ
そして金銭的にも有志が自腹でカンパして活動を支えている
ただこれが辛いかといえば全くそうではない
自腹を払っても活動する
その意欲は何か使命感に満ちていて
そのお金の使い方には全く悔いはない様に思われる
自分はこの選択肢2のグループに参加している
最初のつきあいかたは名前のみ伝えただけ
グループの誰が社会的にどんな立場(職業)の人かは知らない
社会的な立場を知っていしまうと、どこか自分にとっての
損得を自然と考えてしまいそうになるので
あえて一人の男としてだけの存在としてもらい
他の人のことも知ろうとしなかった
〈流石に今となっては分かった来たが)
とにかく、結果的に組織力対ボランティアの戦いになっているのは事実
できることを、ひたむきに続けるしかない