パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

サンフレッチェ広島、あと一歩

2015年12月16日 21時56分57秒 | サッカー

クラブW杯 サンフレッチェ広島VSリバープレート
惜しくも0-1で敗戦

サンフレッチェ広島はガンバ戦から数試合見ているが
Jリーグ優勝にふさわしいチーム
守りが安定しているしチームになっているし
後ろのつなぎが日本の中では図抜けて上手い
つなぐ時もグランダーのパスばかりではなく
相手の頭上を超えるパスを上手く使っているし
プレスが来た場合も慌ててはたくのではなくて
ちゃんと相手の逆をとっている
この戦いぶりがリバープレートにどのくらい通じるか
興味があった

多分上手いチームには対応できると思っていた
一番イヤなのは激しく来るタイプ
ちょうど今日のリバープレートのように現実的な闘いをするチーム
予想通り、相手の激しいプレスにいつものパスがつながらない
それと球際の競り合いの体の使い方残念ながら相手の方が上
(体格、胸幅の厚さも随分違う)
でもチームとしてよく守れていた
前半は相手よりもチャンスがあった
しかし得点に至らず
この一点がなかなか遠い
(何故か本当の実力を反映する)
実は広島は入る気がしなかった
よくて引き分け そんな感じで見ていた

パワープレーとは言わないけれど
失点するならこういう形かなと予想したように
FKからドサクサの感じで痛恨のゴール

確かに結果的には惜しかったけど
広島の選手はとても良い経験をしたと思う
戦ってみて初めて分かる体の使い方の感じ
1対1の対応の仕方
(茶島も柏もミキッチも抜けきれなかった)
リバープレートの選手は体に染み込んでいるそうしたものが
今回自分たちの不足した部分として感じるのではないのかな

アルゼンチンは、速くて強くて汚い
昔はこんなイメージだった
そして現実的な知恵や技術が一人ひとりの身についている
これはなんだかイタリアの感じに似ているな
とテレビ観戦しながら思った

ちょっと見ててストレスが溜まったのはドウグラス
外人選手、助っ人というには物足りない存在
腰は高いしキープ力はないし、
Jリーグでは大久保に次いでの得点というが
このレベルの試合になると得点できる気がしない
選手交代はこの選手と替えて欲しかった

この広島の選手の経験を次のJリーグの闘いにどういかすか?
あの時がんばったね!
だけで終わらしてしまうのはもったいない

ところで育成者はどんな感想を持って今日の試合を見たのかな
次にどんな練習を!と考えたのだろうか
 

コメント
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